今まで読んだなかで、いちばん泣いた本
★★★★★
原作が素晴らしいのか、翻訳が上手なのか、表現の美しさに何度も涙しました。
最初、電車の中で読んでいたのに、溢れる涙をこらえることができませんでした。
ドラマ化されていますが、そのドラマでも泣きました。
試練与えすぎ
★★☆☆☆
白血病の息子と父親の話。自分を犠牲にしてでも子供を救いたい。
その気持ちは痛いほど伝わってきます。
ただ、韓国モノに慣れていない自分としてはクドすぎる気がしました。
金銭面、身体面、精神面、人間関係など様々な角度から困難が襲ってくる。
試練を与えすぎて読んでてツラかったです。
物語の中に出てくる以下の一文が胸にグっときました。
この本はこの一文を読ませるためにあるとさえ思いました。
大切に生きなきゃいけないって。。
「あなたが虚しく過ごしたきょうという日は
きのう死んでいったものが
あれほど生きたいと願ったあした」
全面的に「父性愛」を打ち出しすぎている
★★★☆☆
韓国ドラマや韓国映画のノベライズ本ではなく、本格的な韓国の小説を今回初めて読んだ。
チョンのタウムへの献身的な父性愛は素晴らしいものがあり、後半、グッと胸に迫り一気に
読み進んだのだが、何故か私は感動出来なかった。リアリティーがなさ過ぎる気がする。というかあまりにもタウムの母親がひどい母親すぎて、読んでいるうちに腹が立ってくる。韓国では、親子の情が深いと聞くが、この母親像はあまりにも悪く描かれすぎているのではなかろうか。著者が男性だからなのか仕方ないかも。韓国でベストセラーになり、ドラマ化までされたと聞くが、私はこのドラマを見てみたいとまでは思わない。
「完了した」そうつぶやいて逝った人生
★★★★☆
~かわいそうなストーリーでした。ほろっときそうでした。
どこに救いがあるの?そう思いたくなる小説だったのですが、なんというのか、主人公は精一杯「父」という役を演じきった。そういう思いを強く持ちました。
ある意味、これはこれで、精一杯父を生きた「しあわせな」生き方だったのではと。
もちろん、壮絶な悲しい生き方なんですけど、「完了した」~~そうつぶやいて逝った人生にも感じました。~
駄目号泣★エンドレスです
★★★★★
涙が押さえられない本に出会ってしまいました
父性愛の深さって言ってしまうには簡単すぎて言葉が足りません
「フランダースの犬」で泣いた人には号泣だと想います
主人公の清らかな想いとは裏腹に厳しい試練の数々
強欲な願いなど持ち併せていないのに
平穏な暮らしが指の隙間から零れ落ちてしまう
誰かこの人を救ってほしい!この想いは
チョンのタウムへの幸福を願う想いが読者に伝染するからかもしれません