嫌いじゃないですが・・・
★★★☆☆
No Time Like the Futureがお気に入りの方は、少しだけ残念な気分になるかも…
インコグニート=夜という感覚で聴いて来られた方なら、少し違和感があるでしょうね。
私のライフスタイルでは、ベタ褒めする程の評価は出来ません。
やさしく、そして美しいジャズファンクALBUM
★★★★★
本日、ネットで注文していた新作が到着。
このタイトルは、大西洋横断という意味合いが込められているそうで、今回は活動の拠点としているイギリスではなく、リーダーのブルーイが大切にしているアメリカとのつながりが、ALBUMのコンセプトだそうだ。
ところで、昨年は、結成30年ということで、ライブDVDがでたりと、なかなかアグレッシブな活躍をしていますが、今回の新作も素直にいい作品ばかりだなというのが感想です。
まず、一曲目のボズ・スギャッグスのLowdown から、ノックアウト。チャカ・カーンとシチリア出身のマリオ・ビオンディとのゴージャスなコラボ。なんともソウルフルな味付けだ。
今回のALBUMは、イマーニは参加しておらず、メイザ・リーグが参加しており、新しくも、往年のインコグニートのSOUNDを楽しめる。インスト曲も楽しい。
ジャミロクワイなどの、アシッド・ジャズが好きな人にとっては堪らないALBUMだと思う。
今年も11月に来日公演がある。間違いなく足を運ぶことになると思う。彼らの音楽に接すると、笑顔になるし、健やかな気持ちになれる。楽しみだ。
Lowdownだけでも買いでした
★★★★★
一曲目にあのBozScagsの名曲Lowdownを持ってくるあたりが私の年代を刺激してくれます。なおかつ、この曲のボーカリストに今が旬のMarioBiondiとなつかしのSoulの歌姫Chaka Kahnを持ってくるとあってはグゥの音も出ません。その他LeonWareといった渋めのベテランを持ってきたりしていて味わい深いアルバムに仕上げてくれています。
王道のインコグニート節満載
★★★★☆
以前、ジャミロクワイとかインコグニート好きで、よく聴いてたっけ…そして時は経ち2010年。結成30周年(!)を迎えたインコグニートの新作は、腰を揺らす濃厚なグルーヴ!胸を躍らせるブラス!甘美なストリングス!クールなローズピアノ!…といった、アシッドジャズ隆盛時と変わらぬ王道のジャズファンクサウンドが満載。特に、ダンスフロア向けの「踊れる」曲が多いのは、個人的にポイント高い。
洗練を極めた一流のサウンドは、どこを聴いても楽しめるけど、メロウなトラックにラップをフィーチャーした#2から滑らかなダンスナンバーへ続く#3の流れが、特にカッコイイ。傾聴に値する良質な音楽だけれど、BGMとしても非常に使えるCD。クラブや夜のドライブのお供にも、ぜひ!
うぉぉ
★★★★★
「やべー何やら半端なく質の高いジャズファンクが流れてんな」と、
某外資系CDショップの店内BGMに思わず耳がダンボになりつつ
「NOW PLAYING」のフレームに目を向けるとそこにはインコグニートの新譜が...
思わず「あぁ、インコグなら当然か。」と納得してしまった自分...
しかし考えてみればこういう水準の音を鳴らしても当たり前に受け止められてしまう
ポテンシャルを備えていること自体が既にグレートなのだと再認識した次第。
アタマの「Lowdown」からメロディーが冴えている。
そして百戦錬磨の磐石の布陣が生み出す練れたグルーヴ。
砂漠のような2000年代を通過してもはやインコグは他の追随を許さぬ境地に達してしまった感がある。
洗練を極めたUKスタイルのジャズファンクにおいて彼らの演奏を凌ぐグループは未だ世の中には存在しないのだろうか。
結成30周年??
いまや不動の地位を築いているブルーイだが、未だその才能に枯渇の兆しは見えない。
彼らの音を未だに90年代の残照だと捉える向きがあるのならば失礼にも程があるのでは?
間違っても「アシッドジャズ」などという滅びた単語を持ち出すなかれ。
とにかく2005年「ELEVEN」以降のタイトかつ洗練度を増したサウンドを全面的に支持します。
世の中には永遠に切り続けて欲しい金太郎飴も存在する。
その切り口は常にフレッシュなのだ。
ブルーイは枯れない!