『図書館の歩む道－ランガナタン博士の五法則に学ぶ』（2010年刊）を読む会が、同書解説者と13人の現役図書館員により、同年7月から始まった。本書はその読書会での検討の過程で、参加者が多角的な視点で「五法則」を見つめなおし、それに先生が答える形式で、「五法則」の広さと奥深さを学んでいく過程の記録で構成されている。 ●I部 「図書館学の五法則」をめぐって　 　　(五法則をめぐる188の質問・意見を先生が答える形式で収録) ●II部 『図書館の歩む道』読書会レポート 　　(参加した図書館員たちの感想をもとに、新たに自分たちの仕事を見つめなおしていく課程を記録) 図書館についてこれから学ぼうとする方、実務経験を基礎にもう一度図書館のありようを考えたい方、図書館の発展を願う全ての人に手にとっていただきたい一冊。