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ジャンピング・マウス

価格: ¥1,554
カテゴリ: 単行本(ソフトカバー)
ブランド: 太田出版
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【セブン-イレブンで24時間受取りOK・送料0円!】 著者/訳者名:ヘェメヨースツ・ストーム/〔ほか〕述・著 北山耕平/解題と再話 出版社名:太田出版 発行年月:2005年06月 関連キーワード:ジヤンピング マウス じやんぴんぐ まうす、 ストーム,ヘエメヨースツ STORM,HYEMEYOHSTS キタヤマ,コウヘイ すとーむ,へえめよーすつ STORM,HYEMEYOHSTS きたやま,こうへい、 オオタ シユツパン オオタシユツパン 0840 おおた しゆつぱん おおたしゆつぱん 0840 本当の自分を知るために旅に出た、1匹の野ネズミの冒険。ネイティブ・アメリカに残されていたメディスン・ストーリー。インディアンが守る、変化と跳躍の物語。
素晴らしい ★★★★☆
ネイティブアメリカンに関して殆ど知識がなかったのですが、その叡智に驚きました。また本を読む時も再掲のストーリー部分を先に読んだから本章を読んだ方がいいかなと思います。友人にはそのように勧めています。

ストーリー自体は法華教の有名な物語の一つに似ており、スピリチュアルな所では結ばれているのかなぁなんて思いました。ただ自己犠牲という部分ではジャンピング・マウスの物語の方が素晴らしいかな。

アメリカ大統領の紋章に鷲が使われているのネイティブアメリカンの影響があるのだろうなぁと勝手に思いました。
他人の幸せを作るために生きる、それが最もすばらしい生き方。 ★★★★★
 桃太郎を聞かされるたびに思ったもの。天下の大悪党の鬼をこらしめるのは大賛成。だがそのあとがいただけない。金銀財宝を持ち帰って幸せになりました。泥棒のうわまえをかすめたに過ぎない。こんな結末に何の意味があるのか。どうしても分からなかった。それに犬や雉、猿には何の分け前も与えないのは、欲が深すぎませんか、桃太郎さん。使うだけ使ってぽいをする男はいやだね。見下げたやつだ。

 白雪姫・シンデレラはかわいいだけで、何にも社会に貢献していない。かわいいだけが成功の唯一の要件の童話は気がめいる。王子様という親の権威と財宝だけを頼りに女をあさっている男と所帯を持ったらろくなことにならない。めでたしめでたしと言われても、言っている人のおつむがめでたいだけでしょうと思っていたものです。

 ジャンピングマウス君には衝撃を受けました。死に行くものに、苦難の旅に絶対に欠かせない両方の視力を与えてしまう、この精神の大きさに驚嘆しました。生きていく上に欠かせぬものを、死に行くものを前にして逡巡せずに与えきることが果たして私にできるのか。ジャンピングマウス君はまだまだ若い。野牛や狼さんは十分世渡りをして老い先短かそうだ。自分の視力を与えて、果たして与え甲斐があるだろうか、などと考えて、どうしても逃げの姿勢をとりそうだ。こんなすごい突きつけをされたのちは前に進めない。ジャンピングマウスの大きさと私の小ささが交錯して苦しい。聖なる山を探しての苦難のたびを続けることさえすさまじいのに、それなしには生きる意味がないとさえ思えるものを惜しみなく与えて他の生命を救うことの意味を追求したい。
いいや答えがここにあるのではないか。生きるとは他人の幸せを作ること。他人の幸福を作って初めて永遠の生命を獲得し、世界の全てが見通せる位置と力を手にできるのではないだろうか。そんなことを教えてくれる力強い書です。解題は全く不用です。
背中を押してくれる本 ★★★★★
 最初から、今自分がどのような場所にいるのかを見せてくれます。それだけで衝撃でした。

 感心する間もなく旅が始まり、期待が高まり、落胆し、気がつくと自分がジャンピング・マウスになって、不安になったり驚いたり感動したりしているのです。実際に、温度を感じ、声が聴こえました。

 多くの人が現状を変えたいと思いつつ、最初の1歩を踏み出せずにいます。勇気を奮って1歩を踏み出しても、その先へは進めなくなったりもします。

 『ジャンピング・マウス』はそういう私たちの先を歩いて、「その先はこんなふうになっているのだよ。恐れなくていいんだよ」と教えながら、前に進もうとする私たちの背中を押してくれます。人生をチャレンジに変えたい人の手引書に相応しい本です。

May You Walk in Beauty! ★★★★★
アメリカの平原インディアンに伝わるお話です。
小さな野ネズミが、「本当の自分」を知るために旅に出るのですが
本を読みすすめていくうち、
すっかり自分がそのネズミになっていました。
まるで今の自分の為に書かれたのかと錯覚するくらい
心に落ちるところがたくさんあります。

単なる物語ではありません。
読む前と読んだあとの自分の中に必ず変化があるはず…。
一度読んでも、何度でも読み返したくなる。
心のバイブルになりうる1冊です。

解説の一番最後の三行が、とても心に残ります。