建築家の定義とは
★★★☆☆
日本では、建築家という言葉が非常にあいまいなものであるということをこの本を読んで知りました。
建築の職業に関わる人々を指す職業語であるということです。
「自分が何に向いているかわからない」という人や、建築家になりたいと思う方はこの本を読んでみると良いかもしれません。
本書は、建築設計の現場からのドキュメントや建築設計の歴史、
建築家になるためのフローチャートなどが載っています。
気になる建築家の収入と生活についても少し載っています。
とにかく、ハードな毎日は体力勝負、自分が好きな仕事をやっていると
誇りで乗り切らなければ辛いこともあり、
生活は休みと仕事の区別がないということです。
なので、建築家という仕事がメリハリがつけられない分、
自分が物を設計したり、作ったりすることが好きでないと厳しい業種なのかもしれませんね。