高く評価されている絵本です。軽く流すことのできない、重要なテーマが扱われています。みんなでしっかり考えてみましょう。
ここから２００６年５月に１冊、２００７年６月に１冊、２００８年７月に１冊、８月にもなんと２冊、合計５冊のご注文をいただきました。ありがとうございました。
２００７年１０月２２日の２４時間ランキングでも１冊のご注文、ありがとうございました。

知らん振りをするのは、誰かに危害を加えるのと同じくらい罪深いことなんだと考えさせられました。

メッセージ性の高い本なのですが、押付けがましくなく、すーっと心の奧に問いかけてきます。

いじめって誰のせいなんやろーか。よくイジメやる奴がもちろん悪いけど、イジメやる奴からしたらやられる方も悪いっていう意見もある。見ているだけの奴だってイジメの加害者。本当にイジメを無くそうと思ったら全員が一人一人自分の事のように思わないと無くならへんのやと思う。イジメの事が書かれてあるけど、そこから戦争についての批判も込められたスウェーデン生まれの絵本。私が行ったスウェーデンでは教科書の教材として使っているところもあった。★詳しく見る★をクリックしてみて★

誰の責任？　隣の『しらんぷり』に通じる本です。経験のない知識だけの頭では自己防衛しか働きません。他人の痛みなんて分からないのですもの。自分の事では無い、赤の他人の問題、私には関係ないこと。これが世間の本音です！常識です。今、自己責任について大変厳しい世の中です。『しらんぷり』と『責任』もう一度考えてみませんか？最後のページを捲っても「私のせいじゃない」って言えますか？行動できないアナタに代わって、行動できている人に自己責任を問えますか？

世界中で起こっている戦争や貧困は、本当に「わたしのせいじゃない」のでしょうか？

読み聞かせをした後、「何か一緒に考えた方がいいのかも」と思うような問いかける本です。なので戸惑いましたが、丁度学校の参観日があり、４年生の担任の先生が「朝、教室に来たら一人の子が泣いていました。どうしたか聞いても誰もしらないと初めは言いましたが、どんどん聞いていくとぽろぽろと何人かが言い出しました。それからは長々とお説教をしてしまいました。」という話をされて早速この本をおせっかいかもと思いながらも先生の所へ持っていきました。先生は拡大コピーをされて黒板に一枚づつ貼っていったそうです。初めはわくわくしてみていた子供たちは終いにはシーンとなったそうです。最後には戦争などの写真があり、十分子供たちにも刺さる何ははあったようで「思ったこと」を書かせるととらえて欲しい部分をわかった様子だったということでした。私も先生にお願いして良かったと思いました。

前半、大人の自分で読んでいる　私自身に気付く。第三者の立場で…　　後半、第三者の立場が当事者へと移行する。　―わたしのせいじゃない―　とても考えさせられ、息をのむ１冊。重く深いです。

強いメッセージのある本です。シンプルなかわいい絵のあとショッキングな締めくくり。何も知らなかった、直接関わってはいない、ということで責任を逃れているのでしょうね、私自身も。

クラスの子が一人泣いています。みんなそれぞれの言い訳を言います。いじめた子も、見ていただけの子もいます。みんな、自分は悪くないと思っています。だけど、それでいいんでしょうか。かなり重たいテーマです。ラストが衝撃的。