著者の考えが正しい、間違っているという判断はできませんが相当、意見が偏っていることは間違えありません。いきなり聞いたことも無いような専門用語が出てきたり、それに対する説明が文中の別の場所でなされていたりしているので、読みにくいです。文中で「この言葉、さっき出てきたな」と思って探そうとしても文章の構成がこんな感じなので見付けるまでも一苦労です。
企業戦略を毛沢東の例に例えていますが、無理があります。決して論理的とは思えません。その直後に今後はチェ・ゲバラが登場してきて、うんざりしましたのでとばして次を読みました。・・・疲れました。もう一度、読み返す気はおきません。
個人的にはお奨めできません。ボリュームから判断すれば価格は妥当ですので★は2つにしておきます。