特殊車両が出動するシーンで、ずっーと印象的に感じていたのは、
実は円谷映像ではなく、追跡戦闘車の出撃シーンだったと改めて思いました。
また音楽や映像の雰囲気など、どれをとっても当時の雰囲気が伝わり、
特にBGM等、サンダーバードのそれを編曲した感じで、
曲を使うタイミング等絶妙で、英国音楽の1人の天才ぶりを垣間みる思いでした。
勿論、シリアスな内容はそのBGMでより際立っていて、
60年代SF小説そのままの、当時考えうる100年後を想定して設定したであろう、
2068年という設定も、現代のSFX使いまくりの、
最近のSF映画との対比という点でも非常に興味深いです。
付け加えるなら、デジタルリマスターの恩恵で
かなりシャープかつクリアな映像で観る事が出来ました。
逆に今の大人でも観て楽しい作品です。