決断できる自分に変わる本
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累計900冊以上を執筆しているベストセラー作家、中谷彰宏氏の人気作品「決断できる自分に変わる本」がKindle電子書籍となって登場。
本書はこんな3人のために書きました。
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1.なかなか決められない人。
2.イヤなことを「イヤだ」と言えない人。
3.決めたのに、後からくヨくヨ迷う人。
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1章 相手の立場を気にして、NOを言えない時。――本当に優しい人ほど、決断する。
・イヤなことをイヤと言えない人が、一番嫌われる。
・小さく嫌われる人が、大きく好かれる。
・相手の気持ちを害したくないからではない。相手に嫌われて、自分の気持ちを害したくないのだ。
・相手の迷惑を考えていると、決められなくなる。
・相手の顔も、自分の顔も、両方立てようとするから決められない。
・「飽きっぽい人だ」と思われたくないから、決められない。
・好奇心の強い人ほど「興味がない」と言える。
・意外に、まわりの反応がよすぎた場合、自信がないのに、流されてしまう。
・決断を伝えられないのは、「表現がヘタだから」とごまかしている。
2章 つい、言い訳をしてしまう時。――良い訳が、決断できない自分をつくる。
・言い訳をするほど、決断がズレていく。
・言い訳していると、パートナーの信頼を失う。
・言い訳ばかり言っていることに、自分で気づいていない。
・「ブッチャケ」と言う人ほど、ブッチャケない。
・決断する権利がない人ほど、決断権があるフリをする。
・決断できないことを、泣いて逃げる。
・決断してないのに、「決断したフリ」をする。
・ジコチューは、最初に「きれいごと」を並べる。
・用件を、なかなか切り出さない人ほど、決められない。
・自分の興味がないことを、「他人が興味がない」とすり替えている。
3章 迷い続ける時。――決断の積み重ねが人生をつくる。自分で決めなければ、人に決められる人生を歩むだけだ。人生は、上り詰めるほど、選択を迫られる。
・ギャンブルをしたことがない人ほど、自己破産する。
・恋愛というギャンブルもしたことがないと、自己破産する。
・決断すればするほど、決断する時聞が短くなる。
・「しなければならないこと」と「したくないこと」は違う。
・相手にばかり、決断を迫る人は、幸せにならない。
・決断できないのは、力が入りすぎているからだ。
・例外を捨てられないと、ゴミをため込むことになる。
・そこそこの環境にいると、決断できなくなる。
・決断をしない人には、精神論も現実論も、どちらもない。
・わかっているのに、意地で、間違った選択を捨てきれないだけだ。
4章 間違うことが、怖い時。――間違った決断をして、初めて、相手の懐の深さを知ることもある。
・一度間違えると、取り返しがつかないと、思い込んでいる。
・微調整は、後からできる。
・正解は1つしかないと思うから、「相手が正しく、自分が間違っている」と、不安になる。
・全部間違いの中から、自分の好きな間違いを選ばなければならないこともある。
・身をゆだねることも、決断だ。
・消去法では、決断はできない。
・「決まったら、決まる」では永遠に決められない。決まるのではなく、決めるのだ。
・時間をかけて考えると、ますます決められなくなる。一晩は、考えてもいい。二晩考えては、決められなくなる。
・多数決では、決まらない。
・相談が好きな人は、責任転嫁したいだけだ。
・足りないのは、決断力ではなく、情熱の持続力だ。
5章 軸か見つからない時。――軸を意識すれば、選択の感性に磨きがかかる。
・自分の好き嫌いがわからない人ほど、好き嫌いを中途半端に混ぜる。
・迷いながら成功しても、二度とは続かない。決めて失敗したほうが、後に続く成功ができる。
・自分が決断できないのは、ほかの誰かのせいだと思い込んでいる。
・OKの決定権はなくても、軸の決定権は、自分の中にある。
・例外を、つくりすぎると、決められなくなる。
・軸のないヒラメキと、軸のあるヒラメキは違う。
・軸がないから、ガキの使いにさせられる。
・そのつど、おいしい話に、飛びつく。
・反対されるほうが、決めやすい。
・相談者の選び方を間違えている。
・決められない人は、相談相手に意見の反対を求めている。
・決められない人は、味方の相談者をつぶしている。
・決めることは、感じることであり、スポーツでもある。
エピローグ 決められないのは、本当は、「決めたい」と思っていないからだ。
著者 中谷彰宏(なかたにあきひろ)
1959年大阪府生まれ。早稲田大学文学部演劇科卒業。博報堂でCMプランナーを務めたあと、独立。91年に、(株)中谷彰宏事務所を設立。主な著書は、「なぜあの人は人前で話すのがうまいのか」「なぜあの人は仕事ができるのか」(ダイヤモンド社)「リーダーの星」(中谷彰宏事務所)など、現在、著書は900冊を超える。