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源氏物語の雅楽

価格: ¥2,300
カテゴリ: CD
ブランド: フォンテック
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長谷川景光5thアルバム「源氏物語の雅楽」蘇る平安朝管絃 ★★★★★
長谷川景光/龍笛
田渕勝彦/大篳篥
田島和枝/笙
常法寺美和/楽琵琶
米澤茉莉佳/楽箏
三井沙奈恵/鞨鼓
植田勝己/太鼓
石津美和/鉦鼓

一、盤渉調 青海波/第七帖 紅葉賀/管絃
二、盤渉調 秋風楽/第二十一帖 少女/龍笛、楽琵琶
三、黄鐘調 喜春楽/第二十四帖 胡蝶/龍笛、笙
四、平調 萬歳楽/第三十四帖 若菜上/管絃
五、大食調 仙遊霞/第三十五帖 若菜下/龍笛、楽箏
六、大食調 大平楽/第三十五帖 若菜下/龍笛、楽琵琶
七、黄鐘調 海青楽/第四十七帖 総角/管絃
八、九声双調 作物 藤花/第四十九帖 宿木/龍笛、楽琵琶

長谷川景光/『新撰楽譜』(源博雅)、『龍笛譜』(大神基政)、『三五要録』(藤原師長)、『仁智要録』(藤原師長)、「大篳篥遷譜」、「打物譜」解読復元、「藤花宴」作曲、編曲、プロデュース
幸田弘子/『源氏物語』(紫式部)原典朗読

 『源氏物語』では管絃6曲、舞楽14曲が登場しますが、源博雅が著した『新撰楽譜』による演奏は、博雅公の晩年に生誕した紫式部がまさに聴いていた音楽です。
 若菜下の帖では、音楽の春秋論が展開されるなかで「物の調べ、曲のものどもはしも、げに律をば次のものにしたるは、さもありかし」とあり、呂(長調)の次に物悲しい律(短調)がおかれている理由が述べられています。
 このように平安朝雅楽においては長調、短調が存在し、即ち調性が整っていたのですが、近代雅楽においてはある楽器は長調で別の楽器は短調で演奏するといった調性の混乱が見られるだけでなく、本来、短調の音取(調を整える前奏曲)を長調で演奏するといった調性の崩壊も生じています。
 また楽箏は、平安時代に両手で演奏していたものを近代雅楽では右手だけで演奏しているため、左手で押し半音上げるべきところを放置することにより不協和音を生じています。
 このアルバムは、近代雅楽の楽譜とは全く異なる平安時代の楽譜を用い、そして正しい調性で演奏することを目的として作られました。