それならそうと、商品情報に載せるべきです。
全体の何%は含まれていません、とか。
何も載ってなければ、すべて朗読してると思ってしまうじゃありませんか!
返却する気はないけど、商品情報は詳細に正確に書いてほしい、と
思いました。
To my mother, who gave me a love of life.で始まる本書で、決して幸福と言えなかった幼少時代や、ヒラリー・ロダムとの出会い、など、クリントン前大統領の波瀾万丈な足跡を知る事ができます。著者が、いわゆるお坊ちゃま的なブッシュ現大統領と対照的なのは特に興味深いです。途中に綴じられている写真集も見所満載です。
さて、本書は大統領選挙のタイミングに出版されました。著者は本書の最後で、「今こそこの本を出版する時期だと思った」と書いていますが、それを意味するのかどうかは分かりません。はたして本書の出版が民主党有利に働くのか、そんな思いを抱きながら読んでみても面白いかもしれません。
最後の部分に、プライベートでも仕事でも後悔が無いわけではないと、少し弱気な一面も垣間見られたりしているのも親近感がわいていいです。本書を読んで思うのは「ビルってスキャンダラスな割に、ポイントはちゃんと押さえていたなぁ」という事です。
ただし、本書の難点は、長編すぎる事です。気合いを入れた気持ちは分かりますが、もう少し簡潔な方が読者には嬉しいです。
それを痛感したのはブッシュ政権になってからである。経済を最優先に考える民主党とナショナリズムを前面に出す共和党の違いだ。
IT産業が隆盛を極めたのもクリントン時代であるし、つい数年前のことなのに、あのころのアメリカはよかったと感じる。そう思う人も多いのだろう。アメリカではベストセラーだ。
この本ではクリントンの不遇の幼年期から詳しく書かれている。
しかも非常にシンプルな英語で書かれているので、英語に多少自信のあるかたなら面白く読めると思う。