つらい記憶がなくなる日 (主婦の友新書)
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【記憶は想起するときに作られる――つまり、事実と思っている過去の記憶は、現在の状況によって容易に変化する。】記憶のメカニズムを知らない人は、過去の記憶を嫌な記憶のままにしておき、そのうち“嫌なものは忘れる”という法則のまま、記憶そのものを失ってしまいます。人生を半分以上過ぎると、人はつい自分の歩いてきた過去を振り返ってしまうものです。そのとき、つらい思い出ばかりが浮かんでくるのでは、なんと悲しいことでしょう。記憶というのは、いくらでも作り変えられるものなのです。その方法さえ知っておくと、自分の人生がいかに豊かで幸せなものになるでしょうか。この本は、記憶のメカニズムを説くことによって、幸せな自分を具現する方法まで言及した全く新しい心理学の一冊です。■著者プロフィール▽榎本 博明(えのもと ひろあき): 性格心理学者・自己心理学者(心理学博士)。1955年生まれ。東京大学卒業。大阪大学助教授を経て、名城大学教授に。MP人間科学研究所代表。