飲むなら「しじみ汁」と言われていますが、特にしじみに多く含まれるアミノ酸のひとつ「オルニチン」は体の中の重要な場所で直接パワーを発揮する大切な成分です。
このオルニチンも年をとるにつれ減少してしまいます。通常の食事では摂りにくいオルニチン。毎日の効率的な補給が大切です!
オルニチンは、もともと私たちの身体の中に備わっています。
体内のアミノ酸の多くがタンパク質の中に存在するものですが、オルニチンはそれとは異なる「遊離アミノ酸」と呼ばれるものの一種です。
血液に溶け込んだ状態で体内を巡り、重要な働きを担っています。
食べ物ではシジミ貝に多く含まれる成分ですが、食品から摂れる量はごくわずかです
「肝臓に良い食材」としての認知度が高いシジミ。その効果のカギがオルニチンであると考えられます。
肝機能改善に有効な成分はオルニチンのほかにも「良質のタンパク」「タウリン」「アラニン」「ビタミンB12」などがありますが、それらの成分は牛乳やホタテ、イカ、アサリにも、シジミと同程度かそれ以上に含有されています。
しかし、オルニチンはほかと違って、シジミだけに飛び抜けて多く含まれる成分なのです
シジミは「赤いビタミン」の異名を持つビタミンB12をたくさん含んでいます。カルシウム、亜鉛、銅などのミネラルも多く、含有成分のタウリンが注目されています。