達人のプレゼン具体例がバンバン載っています。「ああ、こんな方法もあるのか！」みたいな発見が随所にあります。スライド作りの一般論やパワポの使い方全般に満足できない方向き。

買ってみて本当にPowerPointやKeynoteの生データ（作成者のデータがそのまま）が入っているとは思いませんでした。
そのためWindowsPCしか持っていない人はMacのKeynoteで作成されたデータが見られなかったりするわけですが・・・

たいていのダメダメなプレゼンは

「いきなりPowerPointで仕掛りして、しかもほとんど勢いで作って後で検証してないし、リハもロクにやってないでしょ！」

というツッコミを入れたくなるものですが、本書を読みながらプレゼン資料を見ると、どのプレゼンも目的と段取りが明確になっていることがよくわかります。


本書を一言で要約すると、
「プレゼンで成功したけりゃ手を抜くんじゃねぇ！」
に尽きるのではないでしょうか？