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桜の国から霧の国へ (フラワーコミックス)

価格: ¥530
カテゴリ: コミック
ブランド: 小学館
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さすがベテラン、抜群のテンポの良さ ★★★★★
印象深いキャラ×ありえない設定×明るくサクサクと進む話、で楽しく読めました。
さすがにベテランの作者は、うまくハッピーエンドにまとめてくれます。
シャルトルシリーズと同様に気に入りました。
名香ワールド・ハイテンションラヴコメディー ★★★★☆
男女の精神(魂・心)が入れ替わるという典型の変形バージョン。
入れ替わっていた方が恋愛・人生ともに順風満帆! というパターン。
男と女ととりかえばや物語はこれまであれど、相手が外国人というのは、珍しい。
残念なのは、1巻で終わっているという事だろうか。
惹かれあうことになったにしても、もっと細密に描写した作品を読みたかった。
話がポンポンと進んでしまい、もう少し読んでいたいというよりも、少しもの足りない。
そうだ、今度は男女が逆(男が外国人、女が日本人)で”霧の国から桜の国へ”として
第2巻を出すというのは、どうでしょう
少女漫画界で最も優雅で最も大人な作家 ★★★★★
名香漫画の最大の特徴は主役本位の世界観がないことですね。脇キャラに至るまで全員が「自分」を持っており、各キャラの多様な化学反応を眺めているだけでこの上なく楽しい。名香さんのユーモアは人間の見方から来ています。その視線は結構容赦がありません。金持ちの美形ばかり登場するので現実離れした話のように思われがちですが、実は人間の本質部分は美化していない。主役も脇役も区別なく、程度の差こそあれ誰もが個別のアジェンダを持ったエゴイストです。少女漫画というのは感情移入対象キャラを美化することで少女読者に媚びて成り立っている世界なんですが、名香先生にかかるとそんな幼稚な自惚れはコメディのネタにしかならない。他者は他者であり、他人なるものは自分の都合や願望に沿っては決して行動してくれないという最も根源的で最も困難な部分を軽々と受け入れ(大抵の漫画では「他者」の発見だけでも大事件なのだけれど、名香漫画では「自明」になっている)、エゴの衝突と調整のプロセス自体が面白いのだと提示して見せる。自己陶酔がなくて人を食った部分があるのでバカな読者が付かず(あら、自画自賛)数百万部作家にイマイチなれないにしても、デビューから35年、ご健在です。
という訳で、これはお伽話風の艶笑話。日本の少年伯爵と英国の伯爵令嬢の中味が入れ替わってしまうという。少年伯爵は頼りなく可愛げのある坊ちゃん、伯爵令嬢は性格がまるっきり男なので互いに性別が入れ替わってもそれなりに馴染んでしまう。少年になった伯爵令嬢は鏡を見た途端に自分の姿(少年の外見)に恋をし、ついでに少女の自分の美しい外見も大好きなので、伯爵令嬢(中味は少年)に求婚し…。私はこの二人がくっつくのかと思いましたが、「ナルシストに恋愛は出来ない」という容赦ない結末がありました。かつナルシストは反省なんかもしないと。わはは。星五つは名香漫画全体に捧げます。
続きが気になる☆ ★★★★★
同じ歳の日本の少年伯爵と英国の伯爵令嬢の魂が入れ替わって、英国で二人は会うのですが…。
名香さんお得意の美男美女とゴージャスな設定。ロマンス気分も味わえる、いつものクスリと楽しい作品です。17歳の美少年伯爵が英国に行ったままで終わるなんてもったいない!
是非続きが見たい!
入れ変わりのお話・・面白かった!! ★★★★★
日本の伯爵家、若当主(やや気弱)千春と英国令嬢(性格男前)カロラインの中身が入れ変わってしまう。
海を越えて入れ変わってしまうお話、痛快です。

入れ変わった事により、強気なカロラインを毛嫌いしていた婚約者予定だったオスカーが中身が男のカロラインに惚れてしまったりと最後まで面白く読めました!
1巻で終わらず、もっと話が続いてほしかったです。