この作品を２０年ぶりぐらいに見た。
そのときには思いもしなかった感想が今の私にはある。
それは、ロボコップって「切ない」映画なのだということ。
ロボコップを時々襲う「家族の残像」。
あれが切なくてたまらない。
横で見ていた子どもは、「おもしろい」を連発していたが、
私は、藤沢周平の作品を読んでいるかのような切なさでいっぱいだった。
「家族のいとしさ」を実感させてくれるいい映画だと、
年齢によって違う味わいがあるいい映画だと思う。

「ロボコップ」を初めて劇場で観た時の感想は、今でもよく覚えている。イメージはメカアクション満載の大活劇であったが、実際は人間ドラマだった（笑）。当時はＰ・ヴァーホヴェンのことも良く知らず、残酷さも目に付いたが、今思えば何十年経っても残る映画とは、やはり人間を軸にしているものが多い。本作はＬＤ、ＤＶＤと買い直して来たわけだが、ついに待望のブルーレイ発売だ。しかしすぐに触手が伸びなかったのは、その内容にあった。廉価版ＤＶＤでも豊富に収録されているメイキングなど特典映像の類がない。商品特性を活かすならば、それ以上の特典収録がされていても良いのに・・・。画質も１９８７年製作ということを考えれば「キレイ」な部類だが、やはりブルーレイの特性を使いきれていない。まあオライオンはその後紆余曲折あったので、オリジナルマスターの保存状態が悪かったのかも知れないが。作品的には申し分のない出来栄えであり、ロボコップのカッコ良さ（ＥＤ２０９は明らかに古臭く見えるが、ロボコップは今でも斬新）にホレボレし、ベイジル・ポールドゥリスの雄大かつ派手なスコアにも胸が躍る。２作目以降精彩を欠くのは、ベイジルが音楽を担当していないことも大きいだろう。Ｐ・ウェラーは本作でスターダムにのし上がったが、常にロボ俳優のイメージが付きまとってしまう結果になった。諸手を挙げてＤＶＤからの買い直しを勧めるレベルではないが、映像は確実に進化しているので、ファンの方はぜひ。商品としての星は３つです。

Blu-ray版を見て思ったのがグロイでした。
それもそのはずディレクターズ・カット版との事で
あまりに暴力的なシーンは今までカットされてたらしいです。
このBlu-ray版は撃たれ腕を吹き飛ばされたり
明らかに絶命してるのに過度に銃弾を撃ち込まれたりといった描写があります。
そのようなバイオレンスな映像が苦手な方は注意が必要です。

それを抜きにしてこのロボコップ
今でも全然通用しますね。全然古臭さは感じられない。
髪型やセットは多少古臭さはあるけど、そこまで気にはなりません。
設定も物語も今では似たようなのが数多くありますが
ロボコップの方がしっくりきます。
アクションもド派手です。火薬つかいまくりで何回爆発が起きたか…。
それもただ爆発が起きてればいいってわけじゃなくて
巻き込まれたら危ないだろ！って箇所が何度もありました。

グロ注意だけど若い方、まだ見てない方、かなりオススメですよ。
かなり昔の作品だけどBlu-rayの恩恵あると思います。DVDより断然綺麗です。

最後にロボコップの持つ銃、「オート9」という名前らしいですが
これがかなりカッコイイ。
これを撃ってる姿を是非見てもらいたいです。

BDにしては、さほど良いと思わない画質だと思う。元の画質がザラついていたり、モニター画面や らがあるので、よけいに良いと感じない。残酷シーンがノーカットで観れるのは嬉しい?限り

やはりアラが目立ちます、まぁ元はオライオンが当時連発為ていたSFB級映画の一つなので許すとしましょう。
内容はアルティメットエディションにも為れたディレクターズカット版、勿論内容は「スターシップ・トゥルパーズ」の監督作品なのでグロめ、オマケにディレクターズカットは監督が好き放題やりまくった版なのでホントにエグイです、コレをHDで観てみると…、ウ‾、吐気してきた…、いや!コレは作品内容をとやかく言ってるんじゃなくて、観る人は覚悟して下さいという意味、コンナノ、今の劇場じゃ放映無理だろって程です。
音声はdts-HD、大勃発するとこがあるので音量調節は御気を付けを。
FOXエンターティメントももうチョット頑張っていただいて、MGMやオライオンの作品をBD化出来ないでしょうか、ジェネオンから「ターミネーター2」もBD化為れたことだし、思いきって「ターミネーター」をロスレスHDで!