消費者である私たち自身がより早く良いものを求めることで、技術革新はノンストップで進み、雇用に変化をもたらし、生産者である私たちをますます働かせる。より貪欲に働くようになったというよりは、働かないことの代償が大きすぎるためだ。これにより格差はどんどん広がり、家族との時間は削られていく。
この本に解決策を求めるというよりも、今何が起こっているのかを知り、危機感を持つなり憂慮するなりして自分でそれに向き合わなければならないと思わせる本。