最初にカードを手にした時に「幻想的」という印象を抱きました。
タイトルを直訳すると「隠された王国の叡智」となりますが、その通りとても幻想的で神秘的なカードです。
絵もとても綺麗で、カードの側面は最近のドリーン・バーチュー博士のカードと同じように金箔でコーティングされてます。

他のカードを注文した際にたまたま見つけて気になっていたカードなのですが、初めて聞く著者で、レビューが１件もなく、どんな内容なのかまったくわからなかったので購入するかどうかほんとに迷いました(^_^;)
そこで米国版アマゾンのレビューを覗いてみたところ、２２人中、２１人の方が５つ星をつけて絶賛されていたので、思い切って購入。
で、実際はどうだったのかというと…買って良かったと思います。
ドリーンのカードとは少し趣が違っていて、リーディングの仕方もタロットと同じようにシャッフル＆カットした後、カードの束の好きなところから一枚引く、という風になっています。
（３枚引いて過去・今取るべきステップ・そのステップに基づいた未来というリーディングの仕方もガイドブックに載っています）
ガイドブックにはカードの一枚毎にアドバイスと課題が書かれていて、カードが正位置で出てきたらアドバイス、逆位置なら課題という風に解釈します。

カードのタイトルも興味深いです。

・The Chess Queen（チェスクィーン）
・The Sacred Union （神聖なる結合）
・The Hungry Ghosts（ハングリーゴースト）

ドリーンのカードを使い慣れている方は、最初は少し扱いにくいと感じるカードかもしれませんが、ガイドブックにはリーディングのサンプルも書かれているので慣れてしまえば大丈夫だと思います。
エンジェル系のカードがメンタル面に効くとすれば、このカードは「何が問題なのか」ということをはっきり示してくれるカードだと思います。
自分でも気がつかなかった「問題点」に気づかせてくれ、且つそれに対するアドバイスもしてくれるので、リーディングしていて楽しいですね。
自分以外の人のリーディングにも役立つカードだと思います。

他のカードとリーディングの仕方が違っているので、英語に慣れてない方は最初は苦戦するかもしれません。
ただ、ガイドブックの文章はそれほど難しくないので、辞書を用いて読んでいけば大丈夫だと思います。
日本でもいろんな方に使ってもらえるよう、日本語版も発売して欲しいカードです。