和服のビジュアル資料としては良いかと
★★★★☆
女性は、振袖、浴衣、無地の着物、男性は袴、着流し姿などで、立ち姿から
座る(あぐらをかく)、走る、踊る(芸者さん)、寝転ぶ、刀を使う
(と言うより持つ)、お辞儀をする、等の様々なポーズがそれぞれフカン、
正面、アオリのアングルで収録されています。
多少値段が張るのと、アングルの写真が小さいのが難点ですが、
それぞれのアングルがコマ送りのように収録されているので、同じ角度でも
正面から横向き、後姿まで、360度の角度で様々な着物姿の動きを
見られる、というのは和服のビジュアル参考資料として価値は高いと思います。
そのまま絵として使えるような構図も多々ありますが、床下から見たアオリの
構図など、着物の動きをつかむためのデッサン練習に使っても良いかと。
本格的に和服のイラスト(または漫画)を描きたい、という方は持っていても損ではないと思います。