一目瞭然、世界の宗教史が手に取るように分かる
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奥の深い宗教が、このような軽い本では、そう簡単に分かるはずがない、と見向きもしない人はあるだろう。しかし、そう時間はかからない。人目で分かるとは言うまい。しばらくこのビジュアルに概説した『宗教史』を脳裏に刻むことは、今後さまざまな宗教に踏み分けていく場合の指標になりそうである。
日本は仏教国。宗派に分かれてそこに埋没している人も数多い。多いと言っても、仏教徒世界でわずか3億8千万人。世界の約6パーセントで少数派。
キリスト教、イスラム教、仏教の三大宗教、各国の民族宗教の起こり、経典、文化などをスーパービジュアル図解。解説も豊富に。その他、世界の紛争と宗教の関わりについて極めて簡明に分かり易く解説してくれている。