ヒロインがこの時代では珍しい女性パイロットということで斬新なD・スティール作品が読めるかと思わせておいて、中身はやっぱりいつも通りでした。筒親から受け継いだ飛行機野郎の気質を持ったヒロインが根っから明るいタイプなので、とても好感が持てます。夢を追うためには多少の苦労も傷も何のその、どんどん自分の目標を切り拓くキャシーの半生がスピーディーに描かれています。
「大空を自由に飛び回りたい」、誰もが一度は夢見た願望だと思います。ダニエル・スティール女史のヒロインの人生はまさに「波瀾万丈」の一言に尽きます。キャシーが自分の目標に向かって果敢に挑む姿には、キャシーのようにいつでも夢を追いかけて生きていきたいと思わせられました。夢を追うためには多少の苦労も傷も何のその、どんどん自分の目標を切り拓くキャシーの半生がスピーディーに描かれています。
そんなキャシーの飛行機乗りの才能を認めたパットの右腕でかつての戦友ニックは彼女に秘密の特訓を施し、やがてキャシーは天才女性パイロットとして華々しくデビューを飾る。それが、キャシーの女性パイロットとしての波瀾万丈の人生の幕開けだった。・・・
「大空を自由に飛び回りたい」、誰もが一度は夢見た願望だろう。その夢をキャシーは叶え、華々しく活躍する。ダニエル・スティール女史のヒロインの人生はまさに「波瀾万丈」の一言に尽きる。キャシーが自分の目標に向かって果敢に挑む姿には、キャシーのようにいつでも夢を追いかけて生きていきたいと思わせられる。
ロマンスのストーリーとしては先が読めてしまって面白くないが、ダニエル・スティールの話はいつも筆力が素晴らしくて、ついついページを繰ってしまう。また洋書の装丁が本当にきれい。集めたくなるのもスティール・マジックだろうか。
ヒロインがこの時代では珍しい女性パイロットということで斬新なD・スティール作品が読めるかと思わせておいて、中身はやっぱりいつも通りでした。筒親から受け継いだ飛行機野郎の気質を持ったヒロインが根っから明るいタイプなので、とても好感が持てます。夢を追うためには多少の苦労も傷も何のその、どんどん自分の目標を切り拓くキャシーの半生がスピーディーに描かれています。
でもどうしてダニエル・スティールの作品はいとも簡単にヒロインの相手役がわかってしまうかなー。