帯あり。受け取られる方が不快に思われるような、傷みのひどい本、見苦しい本などは扱っておりません。本品はカバー背・天部に微細な折れがある程度で、あとは目立つような傷・汚れもありません。本文は使用感もなく「非常によい」状態です。気持ちよく鑑賞していただけるのではないかと思います。専用書庫にて保管しております。ご注文確定後、速やかに送付いたします。
奇跡は簡単には起こらない
★★★★☆
奥様の事故、ご自身のこと、さまざまなことが起こり
それが1冊の本にまとめられています。
最初の頃は思い出されて気が動転されているのか、
「ですます調」と「だである調」がごちゃまぜになっていて、
大変読みづらかったです。
編集の方は構成などされていないのでしょうか?
その後、後半部分は奥様に起こった奇跡、ご自身のことなどいろいろ
つづられていました。
スピーチを本にしたものらしく、熱い思いは伝わってきますが、
熱い思いを少し冷却し、客観視できるようになってから
出版されたほうがよりよかったのでは?と思いました。
「自分で奇跡を起こす法」と題名にありますが、
著者は大変な思いや努力をされており、「自分で奇跡を起こす」のは
やはり並大抵ではないことが分かります。
奇跡は起こるかも知れません。
けれど、それは思いや努力、行動が伴わなくてはだめなんだ、ということを
改めて痛感しました。
よくて植物状態、といわれた奥様が元気になられたことは
胸をなでおろしました。
読む価値がない本、とは言いません。
読んで、何かしら得られるものはありました。
が、もう少し「何を伝えたいのか」ということに焦点を
絞られたほうがよかったのでは?と思いました。
タイトルに感動しました
★★★☆☆
まずは、タイトルがすばらしく感動しました。内容については奥様が事故に遭遇されてお気の毒と思いました。私たちがそこまで出来るかと言えばまずは金銭的に無理だと思いました。現実の問題として私達のような貧乏人がそこまで愛情と根性で戦うことが出来るかといえば残念ながら自信が有りません。
自分も学びたい、成長したいという気持ちになる本
★★★★☆
交通事故で奥様が負傷されてショックを受けながらも前向きに人生を切り開かれた
だけに、「自分が考え、行動することでいかに人生が変わるか」ということが
手に取るようにわかります。
中盤、奥様の担当医を変えたエピソードに絡め、「医師を選べ」「最高の医療を
受けるために金を惜しむな」とあり、著者も「歯科医」であることを考えると
若干偏りがあるかな・・・という感じも受けましたが、
まあそのあたりは読者が選択的に受け止めながら読めばよいでしょう。
後半は要は「学ばなければ、行動しなければ成長できない」「成長すれば環境が変わる」
という話なのですが、共感できる点が多々あり、
「自分も学びたい、成長したい」という気持ちで読み終えることができました。
1ページあたりの文章が少なく、手軽に読めます。(2009年9月読了)
勇気をもらった本です。
★★★★★
私は著者の二冊目の本を読んでからこの本を買いました。内容はもちろん関心するところが多かったのですが、なにより著書に興味がわきこの本を手にとりました。この本を読み終えた後の感想は一言でいって感動しました。自分自身最近仕事で悩む所が多かったのですが、今一度「本当に本気で取り組んでいるのか、本当に本気で考えているのか。」と考えさせられ、もう一度頑張ってみようと思うことが出来ました。おすすめです。
大切な人を失った人は
★★★☆☆
大切な人を失った経験があって、
「もしかしたら、もっとできたことがあったかも」なんて思うところがある人は読まない方がいいかも。
想いが強くなかったから、行動しなかったから死なせたといわれているようでした。
特にほかのICUの患者さんのご家族の描写のあたりなど。
本を読んで、こんなに辛くなって泣いたのは久しぶりでした。
毎日を本気で一生懸命に、無駄なことをせず生きる。
簡単じゃないです。それができないから、辛いんだと思うのだけど・・。
私は家庭環境がよくなくて、ずっと自殺願望がありました。
この「死にたい」と思う気持ちを消すだけでもほんとに大変だった。
今でも、何かするとすぐ疲れてしまう。
体がついてこない。思うように動けない。
はたから見たら、もっと本気だしなよって、思われているかもしれない。
それぞれ、人は与えられた生の中で一生懸命、本気で生きています。
私には、自己啓発という点においても、心に響きませんでした。
この本を読むなら、ナポレオン・ヒルやデール・カーネギーを読んだ方がいいと思います。
これは断言しちゃいますが、読むだけで人生が変わる本ではないと思います。