335ページにエッセンスがぎっしり入っています。
★★★★☆
紀元前1000年頃~紀元400年頃の間に、中国・インド・ギリシャ・中東の天文学が現代から想像する以上の観測をされていて、中国は国家的占法や暦法にそれを活用していて、ギリシャ・中東の個人の運勢を占うことに発展した、その中間地であるインドならではの、発展の経緯・占星術を分かりやすく、この一冊で理解でき、初心者には、文章を素直に読めば古代インド占星術を使えるようになれるし、深く研究している人には文中の奥に、中国・インド・ギリシャ・中東の天文学・占星術の交流・発展の中間地のインドならでは背景を読み取れる優れた本です。