一流の習慣術 (ソフトバンク新書)
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かつてイチロー選手の専属打撃投手として、日本プロ野球最多210安打達成に貢献。
イチロー選手とは寮も食事もグランドも共にし、「イチローの恋人」とまで呼ばれた著者。
時を経て、中学硬式野球の指導者となってからは、東北楽天ゴールデンイーグルスのエース、田中将大投手を育て上げた。
日米の第一線で活躍し、確実に結果を出す彼らの原点には、「一流になるための習慣づけ」がある。
自分に足りない能力や体格の差を埋めるための考え方と行動には、凡人が一流になるための本質を知ることができる。
トッププロの考え方や意識の持ち方、心技体のバランスの持ちようなど、
著者だからこそ知るイチローとマー君の習慣術は、スポーツのみならず、ビジネスに、勉強に、日常生活に確実に活きる。
【目次】
第一章 一流の習慣術とは何か?
―コンスタントに高いパフォーマンスを発揮するイチローの習慣
第二章 ひとつ上のメジャー流習慣術
―技術より人間力を育てようという意識
第三章 ポテンシャルを開花させる習慣術
―中学時代のマー君はどこが優れていたのか
第四章 最悪に備えて最善を尽くす習慣術
―不調こそ自分を成長させるチャンス
第五章 観察眼を養う習慣術
―強いチームを作るリーダーの秘訣
第六章 人は誰でも一流になれる
―どんな環境でも伸びる自分マネジメント
■著者:奥村幸治(おくむら・こうじ)
1972年兵庫県尼崎市生まれ。93年オリックス・ブルーウェーブ(現オリックス・バファローズ)に打撃投手として入団。94年イチロー選手の専属打撃投手となり、日本プロ野球最多210安打達成に貢献。「イチローの恋人」としてマスコミで紹介され、話題に。95年に阪神、96年に西武で打撃投手。96年自らユニフォームを脱ぎ、米国でメジャーリーグの野球を勉強。個人トレーナーとしてプロ選手らを指導した。99年に中学硬式野球チーム「宝塚ボーイズ」を結成し、強豪チームに育て上げる。楽天の田中将大投手は教え子。現在は同チームを応援するNPO法人「ベースボールスピリッツ」理事長も務める。