アフリカや中南米、アジアの途上国で、現地の人々のためにまさに身を削って働いておられる修道女、修道士の方たちの活動の様子が具体的に描かれている。
快適で便利な日本の生活を捨てて、ただひたすら神の愛に生きる方たちの生き様を見せ付けられると、自分がいかに安寧な生活に甘んじているか恥ずかしくなる。
日本のメディアからはほとんど伝わってこない途上国の現状を知り、そこで真摯に働いておられる方の生き方を知ることは、現在の日本人にとって非常に重要ではないかと思われる。
国際協力に関心のある方にもぜひ。国連では決して行えない、地に足のついた愛のある援助を知ってほしい。