再開への期待と疑問と発見
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ストロンガーVSブラックサタン〜アマゾン、ZX達VSガランダー戦までを収録したこの巻。
ここでいったん、連載が中断してしまうという残念な事になってしまいましたが、月マガでの再開が予定されているようで、となると単行本化は来年なのは確実でしょうし待ちきれないですね!
ニードルとあのキャラの意外な関係に三影の真意、等々の謎や戦いの決着をマガジンZ休刊と共に終了するのは実にもったいないので有り難い話ですね。
ところで…気になる部分がひとつ。
神敬介(X)ってスーパー1と合流したって話が15巻の風見とおやっさんが聞いた通信で言っていたのにどうしてSPIRITS本部で佐久間本部長といるんだろう?
いる理由には納得できますが。
通信を聞いた時はファイリングした後に合流って事なのかな…
それと。
あれが仮面ライダーGか…
テレビ等見てなかったのですが名は体を表しているというか。
次なる展開へ
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第1巻からのお気に入りです。ヒーローの王道ですから安心して次なる展開が待たれます。
モグラ・・・泣くな・・・
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休刊になってしまったマガジンZでの最後の連載分と、コミックのための書き下ろしで編成されています。ネタバレに注意して、抽象的な表現での感想です。
まずはストロンガー編が決着します。どこまでも熱く、どこまでも正義一直線な茂。ある意味、最も村枝節が似合うヒーローかもしれません。だからこそ絶体絶命のピンチを乗り越えて、愛する男と女の想いを背負ったタッチダウンにカタルシスを感じてしまうのかもしれません。
次はアマゾン編がクライマックスを迎えます。たとえ天地がひっくりかえっても、アマゾンはアマゾンだしモグラはモグラなんです。そして凄まじい状況のまま、この巻は終わりを迎えます。夏ごろの月刊少年マガジンで連載が再開するようです。それまでファンは、アマゾンの身を心配しながら生殺し状態です。これは村枝流の拷問でしょうか?(笑)
まさしくライダーは不滅
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前巻より続くストロンガー&アマゾン編。
ストロンガー編の見所はTVでは使われなかったカブトローの能力。
(雷のエネルギーを吸収すると最高速度が300→1010キロにアップする)
そしてアマゾン編の見所は描き下ろしエピソードに加えて
主演だった岡崎氏と作者の村枝氏の対談が巻末に収録!
当時、番組は腸捻転で打ち切り、自身も数年後に怪我で俳優を引退、
帰郷してからは、なかなか連絡がつかなくなっていた岡崎さん。
(雑誌のインタビュー等は交流のあったストロンガー役の荒木氏がコメントしてたりしていた)
数年前から自伝の執筆やHPの立ち上げはされていますが
芸能界は完全に引退されているので、今回の対談は何気に嬉しかったです。
雑誌の休刊にも関わらず読者のテンションは上がりっぱなしです。
掲載雑誌がなくなりどうなるかと心配したけど・・・
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収録内容
・ 第四十三話 正義の戦士
タイタンにより打ち落とされるヘリ、デッドライオンが吼える中、あの男が復活し・・・電撃の中現われた残像は・・・
・ 第四十四話 統率する者
デルザー軍団の行動に対し暗闇大使に死神大使は・・・そして結城丈二の前に現れたのは・・・
・ 第四十五話 交錯
沖縄にて合流した6分隊、アマゾンと合流したZX達、そしてモグラ獣人を痛めつけるゴードン達に対しマサヒコは・・・
・ 第四十六話 双頭の牙
結城丈二は遂に伊藤博士と出会うが・・・「守る」という姿勢を示すアマゾンを見てZXは・・・そしてモグラ獣人が・・・
・ ロング対談 岡崎徹(アマゾン役)×村枝賢一
マガジンZ最終号(第四十五話)を見て今後どうなるか心配しましたが、第四十六話の最高のストーリーを読んで、月マガで再開するみたいですが、月マガで再開しなくてもコミック書き下ろしでも十分いける作品だと思いました。
今巻は前半のストロンガーでもアマゾンでもグッとくるシーンがあって最高です。(個人的には復活変身ストロンガーのシーンがお気に入り)