余命６ヶ月の宣告を受けた22歳の青年勝は、一人バイクに乗り北海道をめざす。途中仙台サービスエリアで、九州は熊本から同じく北海道をめざしていた 黒のハーレー883 に乗る若い男と出会い、二人で走り始める。ここから物語が始まる・・・。やがて、マシントラブルを助けられた もう１台ハーレーの大型FLHXストリートグライドに乗る初老の男と３台は揃って走り出す。人生「今を生きる」男たちそれぞれ胸に抱く思いとともに動いていく。永久隼人初の短編小説。どうぞお楽しみください。