時代の変化に遅れる法制度はアメリカとておなじ、史上最大のネズミ講を生んだ社会アメリカの一面を暴露
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もっとこうした書籍をたくさんの人に読んでもらいたい。
戦後60年以上たってもまだ、アメリカ追従でやりたい放題に搾取されることに甘んじている日本国政府を代表する立場のものたちの能力の無さに呆れる。
もういい加減に自立する、ものをはっきり言うことが必要である。
日本が実業国家なら、アメリカは虚業国家である。
アポロ打ち上げ、9.11、HIV,エボラ熱、最新の新型インフルエンザとて、ヒスパニック系排除のための細菌ツールとして使っているとの話も出ている。
ヒラリークリントンの顔も相当悪党女の顔になってきた。
そんなにしてまでも政治に関与し、アメリカ初の女大統領になりたいのか!
欧米は環境排出権取引を金融中心のビジネスに置き換えることで次の世界経済手法を確立したが、我々まじめな日本人は絶対にだまされてはならない!
地球温暖化が人為的なものであるという証拠となる科学的な根拠はまだ分かっていないのだ。
COP15の前日に暴露されたこのトリックデータがそのだましのテクニックのひとつである。
もう、日本の新聞、TVは見ないほうがよい!
金融取引とて、自国民をわなにかける広告を得るためにこうした報道をしないのだから。
Net reporterが一番真実を伝えている。
深い、本当に深い
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正直マドフ事件は聞いたことがあったが、ラリーキングなど多くの名声・著名な方も巻き込まれていたとは驚きの一言です。
どうして巻き込まれたのか、巻き込んでいったのか、マドフ氏の生い立ちから丁寧に検証し、つい引き込まれます。
完璧な論理を持っていても、洞察力を持っていても、人は騙されるのですね。
金にかかわる人の心理を理解する上でも非常に興味深い内容です。
スケールの大きさ・内容が全く違い比較になりませんが、少額ながら私もB証券(外資)の「虚偽報告」を信じ、株を保有し続け、結果一夜にして紙切れになったことがあります。昔の苦い記憶を思い出しました。
少し気になったのは「ねずみ講」と「マルチレベル」が「監訳者まえがき」で同等に扱われていたと感じたことです。私の理解では「マルチレベル」は合法で全く問題ないのですが・・・
アメリカのユダヤ人社会論&クラブ社会論としても面白い!
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貧しい東欧系ユダヤ人移民の末裔のバーナード・マドフによる、リーマンだのゴールドマンだの、グッゲンハイムだのの財閥を形成した(由緒正しき?)ユダヤ系セレブ人脈に対する復讐!
もしくは、ユダヤ人内部にある差別の分断線から描いたアメリカ史!ユダヤ人がユダヤ人を差別し、食い物にした物語!(ほんとは、ホロコーストも、そうだったのでしょ?)
もしくは、一世を風靡した成金ユダヤ人一家の台頭と衰亡の華麗なる物語!
投資とか金融とかのことは、わからないし関心もない私が読んでも、非常に面白かったです!読者が読みやすいように、工夫されて翻訳されているからでしょうか。それとも、小説より奇なる事実の報告が読者の関心をつかんではなさないからでしょうか。
しかし、「才あれど徳なし」の典型である人々の「強欲さ」って、一種の精神病というか強迫観念というか。
ところで、最初に、ここに本書のレヴュー書いて送ったのに、ずっと掲載されないのは、なぜ?