シリーズ一冊目は、アフリカという背景の斬新さに惹きこまれて、わくわくしながら読みましたが、二冊目になると、新鮮さが感じられず、ストーリーもありきたりに思えて、楽しめませんでした。
アフリカが特に好きな方、残虐な殺人描写のないほのぼのミステリーがお好みの方には、おすすめの一冊ではあります。
マスマーケットのペーパーバックならまだしも、1000円以上払う価値のある本だとは思いません。

物語の舞台となっているボツワナは貧しい国です
男たちは国外に出稼ぎに出ます
雨が降らなければ旱魃です
キリンも涙するような貧しい国です
しかし、人々は生き生きとしています
内戦も無く平和な国です
ますますボツワナが好きになりました

A fast flowing story set, Tears of the Giraffe is one of the best books I have read. With good values expressed through characters that are lively, this book showed a beautiful side of Africa, where commitment is held sacred, where love is deep and hospitality is the norm. Fast paced and hilarious, this book hooked me all the more to the No.1 Ladies' Detective Agency.

Also recommended: The Usurper by Janvier Tisi, The Full Cupboard of Life, Disgrace , Disciples of Fortune

The No.1 Ladies' Detective Agencyシリーズの２作目。１作目では，探偵事務所の開設。なくなったお父さんのこと。採用した秘書のこと。それから細々とした事件でした。１作目の最後でMatekoniと婚約しました。今回は，１０数年前に突如いなくなったアメリカ人青年の結末を見つけるのが縦糸ですが，秘書を探偵に昇格したり，婚約中のMatekoniに新しい家族ができたり。今後が楽しみな展開です。舞台がボツワナということで，馴染みが薄いのですが，そんなことは気になりません。平易な英語で一気に読ませます。ミステリというより，RamotseとMatekoniの物語という感じ。ペーパーバック入門に最適です。