理系のアタマ持ってる人、検証してくれい!
★★☆☆☆
「新バラ買い理論」がどのような理論体系なのか、本書を読んだ限りでは、はっきりとはわからない(超ド文系の僕のアタマでは理解できなかっただけかもしれないが)。
マルチシートでtotoを買った場合に生じる「重複買い」を削ることで、シングルシートの投資でマルチ並みの効果を得よう、ということらしい。
本書に収められている「理論チャート」に基づいてマーキングすれば、自ずとその「新バラ買い理論」が実践できると。
でも、なんで「理論チャート」に基づけばそうなるかについての〈理論的な説明〉は、なされていない。
もしかしたら、アタマの鋭い人は理論チャートを見れば一目瞭然なのかもしれないが、僕のアタマではわかりましぇん。
で、そうやって新バラ買い理論で投資すると、
たとえばマルチでダブルを3回、トリプルを2回使った場合の投資額7200円を、わずか400円で押さえることができる!
なんと!
ただし!(ホラきたきた)、通常マルチで1等を当てると2等3等も同時に当たるケースが多いが、本手法で買うと、そうした重複投資を削除する手法であるからして、1等しか当たらない。らしい。
逆に言うと、マルチで買った目が全て当たると、通常マルチで買うより遥かに少ない資金で、少なくとも3等以上が必ず当たる。らしい。
う〜ん。
結局「新バラ買い理論」って投下資金を抑える反面、リターンも抑わるから、リスク&リターンの平準化をしているに過ぎない?
投下資金の抑制は実感がわく(買うたびに実感できる)が、当選賞金の抑制はどっちにしてもめったに当たらないから実感し難い。
金をケチった実感を毎回感じつつ、どうせ当たらない賞金だから、リターンの多寡もどうせわかんない。
こーゆーカラクリであるような気がするんですけど、間違ってます?
誰か、理系?のアタマ持ってる人、検証してくれい!