三浦綾子 電子全集 道ありき 青春編
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著者の二十歳代前半から療養生活、自殺未遂、光世氏との結婚までを記した自伝的小説。
小学校の教師をしていた綾子は、敗戦を迎え、それまで教えてきたことが間違いだったのではとの思いにさいなまれ、虚無感を覚える。教師を辞め、結婚を決意するが、結納が届くその日に倒れ、その後、肺結核を発病する。長い療養生活の中で婚約解消、自殺未遂などを経験するが、同じ結核患者でクリスチャンの幼なじみ前川正の献身的な支えを得て、生きる希望を見いだしていく。その後、脊椎カリエスを患った綾子は、受洗する。そんな折、前川正が危険な大手術を受けることになり……。
「三浦綾子電子全集」付録として、夫・三浦光世氏による「創作秘話」を収録!