「葛葉ライドウ」のドラマＣＤ、その後編です。
新たな仲魔も何体か追加され、ファンとしては何が出てくるかワクワクさせられます。

ストーリーはドラマＣＤという媒体の性質上、ゲームで言えば長めのサブイベント、といった所でしょうか。どなたか書いていらっしゃったように、それほど捻りがあるわけではありませんが、満足出来ないほどかと言われればそうでもありません。まあこんなものでしょう。

相変わらず役者さん達は頑張っておられるので、（戦闘は少し別として）それぞれの場面の情景が自然に浮かび上がってきます。前編に続き、ライドウという作品の雰囲気を大事にしようという気持ちが伝わってきて気持ち良いです。

前編もでしたけど、キャラのイメージを崩さないように丁寧に仕上げられた作品だなあと思います。
配役もぴったり。

コミカルなやり取りをきいていると普段のライドウたちの姿が鮮やかに思い浮かべられてニヤリとしますし、話の盛り上がりの所では慣れ親しんだBGMと演技者さんの迫真の演技のおかげですっかり展開に魅入られてしまいました。

あとこれはわざとなのか…いまいち汲めないんですけど。
多分何か引っかかりを感じたとしたら、それは正しいので勘に従ってみてください。でもたまたま気付いた私はびっくりしちゃったかな。単純だけど危うく見過ごすとこだったので。

とりあえず探偵社の二人と一匹のやりとりを眺めていたら退屈しないんでしようね〜

ライドウや鳴海など、キャラが好きなら聴いていて楽しいと思いますが、
一応「ドラマ」CDと銘打っている以上はシナリオにも力を入れて欲しかった。
それが出来ないならいっそ、キャラクターボイス集くらいの勢いでひたすら登場人物に座談会でもさせれば良い。

ストーリーは前編からの予想通り何の捻りもないもので、ガッカリ感とツッコミ所が多すぎる。
非常に中途半端な作品だと感じた。

ライドウの声は予想以上に合っていたし良かったと思うけど、個人的に評価出来るのはそこだけでした。

鳴海がいいヤツ！
いや、もともといいヤツですよｗいいヤツなんですけど今回の隻眼化神では更に輪をかけて“いいヤツ"でした。
前編では捜査や聞き込みといった“話の流れ”が主なので仲魔に探りで戦ってもらったりと、激しい戦闘はありませんでしたが後編ではライドウ自身が刀を振るいます。（いろいろな剣術を繰り出します）
又、前編に出てきた仲魔にプラス前編では出てこなかった仲魔も何体か登場します。
葛葉ライドウシリーズをやってみて、話や世界観の雰囲気、ライドウや仲魔に好感を持てたのならば聴いてみる価値はあると思いますよｗ
よく考えられて纏まっている作品でした。前編を買われたなら是非後編も手にとってみてください！
ライドウかっこよかったです！


あと、もしお買い上げされるのであれば絶対“初回特典”版をおすすめします。
前編もそうですが、声優さんたちのコメント（若干トークになってるｗ）もセットでこのドラマCDも私は更に盛り上がりましたのでｗ（子安さんが特にｗ）

そしてそして！後編の初回特典にはなんとっ！以外な“隠し”がｗ
お聴きのかたもいらっしゃいますでしょうが、是非CD音源でもお楽しみください！