She's goneやDiddy doo wopが収録されていないのが少し残念ですが、
彼らのメロディーメイクのセンスが思う存分感じられる1枚です。
全くブレてないですよね。

良くも悪くもずーっと変わっていない20年間。

ダリルホールのボーカルもね。

学生時代のあの頃を思い出します。
思い出とか、時代の空気感とか、音楽と強く結びついているもんですねえ。

　１９８３年に出た”フロム・Ａ・トゥ・ワン”（原版はＲｏｃｋ’ｎ　Ｓｏｕｌ　Ｐａｒｔ１）からそれまでも何枚かベスト盤が発売されたが、２００１年（当時）になってようやく納得できるベスト盤が出たと思い即買い。
　まあ最近になってとにかくベスト盤が多いホール＆オーツだが、概ね順番どうり無難な選曲のベストを選ぶならこの一枚が妥当だろう。
　
・・・でも、やはり個人的な希望というか理想的な選曲とすれば・・・、

　１：セイ・イット・イズント・イズント・ソー
　２：サラ・スマイル
　３：リッチ・ガール
　４：イッツ・ア・ラーフ
　５：僕のポータブル・ラジオ
　６：キッス・オン・マイ・リスト
　７：ユー・メイク・マイ・ドリーム
　８：プライベート・アイズ（シングル・バージョン）
　９：ディド・イット・イン・ア・ミニッツ
１０　：アダルト・エディケーション（もちろんシングル・バージョン）
１１：アイ・キャント・ゴー・フォー・ザット（シングル・バージョン）
１２：マン・イーター
１３：ファミリー・マン
１４：ワン・オン・ワン
１５：アウト・オブ・タッチ（とーぜんシングル・バージョン）
１６：メソッド・オブ・モダン・ラブ
１７：言わずにおいて（シングル・バージョン）
１８：ポゼッション・オブ・セッション（１２インチ・バージョン)
１９：セイ・イット・イズント・ソー（ダブ・バージョン）
２０：ダンス・オン・ユア・ニーズ（ロング・バージョン）
２１：アウト・オブ・タッチ（ダブ・バージョン）
２２：言わずにおいて（インストルメンタル・バージョン）

　・・・といったところでしょうか。上記のアナログ・シングル盤は全て持っているが、１２インチコレクションを補足する意味でもこういったレアな選曲（ＣＤ化）も良いかと・・・。

ちょうどアマゾンでこのホール　アンド　オーツのベスト版を探していたらなかなかいい値段ででていたので買ってみました。

国内で販売しているベスト版は曲数も少なく、聴きたい曲も抜けていたことからこれを購入してみましたが、当たりでした。

曲数も多いので車の中でＢＧＭとして流していてちょうどいいくらいの長さです。昔聴いたことがある曲が多いので懐かしさもいっぱいです。

ホール＆オーツは母親が昔からファンであったらしく私自身幼いころから車中のＢＧＭとしてよく聞いていました。透き通っていてさわやかなダリル・ホールのハイトーンボイスは曲をさらに美しくしています。
８０年代の映画に出てくるような都市の薄暗いの路地裏を「マンイーター｣を聞くと思い浮かべてしまうように、この二人の音楽は聴覚だけでなく視覚にもメッセージを訴えてきます。たとえ言葉がわからなくても・・・
子供のころから彼らのレベルが高い音楽を聴けていたことを親に感謝したいです。