映画の感動をもう一度堪能したいなら
★★★☆☆
決戦・ラストシーンで流れる、20.Fade to Black::Fade To Black_B13a・22〜23.Fade to Black::Stand Up Be Strong (PartI〜II)・24.Fade to Black::Pray That You Always Understand Me がどうしても聞きたくて購入しました。
NO,20は主人公の仲間達が戦うシーン、NO,22〜23は主人公と対立する人物たちとの想いがぶつかり合うシーンで使われています。どの曲もそのシーンにピッタリで、映画館で冷や冷やしたのを思い出します。NO,24はラストシーンで使われます。何度聞いても、なんともいたたまれない気持ちになりますが、『アベ・マリア』のような優しい歌声は、悲壮感を漂わせます。
映画の内容からか、全体的に暗い曲調が多いアルバムですので、好みが別れるかもしれません。そのような理由から★の数は3個といたしました。しかし…ロック調の楽曲から和風の楽曲までジャンルは幅広く、個人的には聞いていて飽きません。
BGMを聴きながら、映画の感動を思い起こしてはいかがでしょうか?
何も“BLEACH”作品は歌だけが良いわけではない!
★★★★★
一曲一曲が斬新なものかと思えばお馴染みの曲も流れる。ただ、お馴染みとは言えどこか違う。
劇場版だけあってBLEACHの曲といえばやはり詩朗氏が手掛けているのですが、演奏をロンドンフィルオーケストラが担当しているだけあって非常に音に深みと重圧感がある。
それがはっきりとわかるのが何と言っても戦闘シーンに使われる音楽。迫力のある映画館で聴いた時にはさすがに鳥肌が立ってしまったほど。(特に恋次が卍解した時の場面とか)
他にもTV版第1話目を回想するシーン等にもお馴染みの曲が使われるのですがこれまた一護とルキアとの間にある思いをとことん音楽で奏でてくれます。ファンにはたまりません。
さすがに映画を一度観ただけでは音楽までしっかり聴きとる事はできませんでしたが余韻として残っているものも思った以上にあったので自分としても驚きました。
又、説明書き等にも目を通してみると良くわかるのですが思わず『劇場アニメとは言え、クオリティーが高過ぎだろう』と叫んでしまいました。ですが、ストーリーがストーリーなだけにこの作品の思いが一曲一曲を深みのある音楽を通して犇々と伝わってきます。
残念ながら主題歌である『ポルノグラフィティ/今宵、月は見えずとも』は収録されていませんが私は無くとも十分に満足の行く作品に仕上がっていると思いました。
あまり、何度も何度もリピートして聴いているとシーン一つ一つが重圧且つリアルに思い起こされ、また観たくなってしまう症候群が起こりますのでご注意を。
大袈裟過ぎ?ならば、是非映画館で一度ご鑑賞あれ。