「土ごと発酵」も扱っており家庭菜園でも役立つ
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「別冊現代農業」2004年12月号を単行本化したもので、いろいろなバックナンバーの記事から構成されています。
発酵食、ぼかし肥、土ごと発酵、田んぼの生き物を豊かに、病害虫を防ぐの5部構成で、「こうしなさい」というハウツー本ではなく、さまざまな事例が紹介されています。
やっぱ、ぼかし肥作りは大変そうで、私としては、米ぬかをそのまま撒く土ごと発酵の項が参考になりました。巻頭にカラー写真があり、こんなに量を撒いてもいいのか、葉にかかってもいいんだ、と感心。米ぬかを微生物の菌糸が覆った写真など、知らなければ、「かびがはえて失敗した」(ま、カビなんですが・・・)と慌てて除去してしまいそうです。
ま、農家対象の本なので、使う量が半端なく多いのですが、家庭菜園でも応用できるヒントがたくさんあります。