言わずと知れた、Conan DoyleのSherlock Holmesが鮮やかに事件を
解決していくストーリーである。話の流れはすでに知っていても、
鮮やかに事件を解決していくHolmesの姿はやはり格好いい。

この本では、The Six Napoleons, The Norwood Builder,
The Golden Glassesの３つの話を掲載している。
本のページ数も50ページにおよび、Penguin ReadersのGrade 3の
中ではボリュームがある方である。

話の流れがすごくしっかりしているので読みやすいが、こういった
類のミステリーものにはつきものだが、登場人物が多いので、
それぞれの人物を追っていかないと、分からなくなってしまうので、
注意が必要である。

　英語はとてもやさしい。高校生なら辞書なしでも読めると思います。目次は、A Note from Dr Watson, The Six Napoleons, The Norwood Builder, The Golden Glasses と　Activitiesです。
　グラナダテレビの『シャーロック・ホームズの冒険』の写真は、表紙だけでなく、物語のイラストとしても使われていますが、The Six NapoleonsとThe Golden Glassesの話にある写真は、ブレットとワトソン役のD.Burkeと一緒に写っているもの（？）です。 もしグラナダホームズの写真を楽しむならば、この本とThree Adventures of Sherlock Holmes をおすすめ。