説明が分かりやすい
★★★★★
Oracleの物理設計と表の正規化は分かるけどER図やデータモデリングってよく分からないって人のレビューです。
この本について一言で言うと名著です。
概念設計はどこに注目すべきかをまじえ、プロセスが分かりやすくまとめてありました。
性能を出すための論理設計については、正規化された概念設計の理想図から『なぜ』そして『どのように』非正規化等していくのかが説明されていました。
説明も論理的で必ず例をあげてあるのでとても分かりやすかったです。
本当に、この著者の研修を受ける必要がなくなってしまうのでは!?というぐらい(笑)テクニックと具体的なプロセスが満載でした。
難点をいえば、データベース管理者としてみたときの指針であってアプリケーション管理者としては一概にそうとは言えない指針もありました。
いずれにしても、一読して損は無いと思います。