早口だという他の方のレビューに二の足を踏んでいましたが、えいやと購入。声は女性で、アナウンサーなどの訓練を受けた人です。早口な人の言葉を録音し、それをさらに１０％ほど速めてＣＤにプレスした感じです。確かに口調は速いですが、聞き取ろうと耳を傾ければ十分聞き取れます。その点は大丈夫です。ＢＧＭも入っています。
　ジェームズ・アレンの『原因と結果の法則』をＤＨＣ(大学翻訳センター、最近は化粧品やサプリメントのほうが有名でしょうか)が翻訳しています。その全文翻訳の小冊子が付いて、この価格はかなりお得だと思います。
　休日の午後、コーヒーでも飲みながらゆったりとした気分で聞くと、仕事や生活に疲れた心が前向きになるような気分です。

　なお、姉妹編の「富」のほうも購入しました。こちらも声は発声の訓練を受けた女性で（おそらく「幸」とは別人）、私の印象では「富」のほうが幾分遅めで聞き取りやすい気がします(それでも早口は早口ですが）。
　「富」はウォレス・Ｄ・ワトルズの The Science of Getting Rich の全文翻訳冊子が付いています。

　いずれも早口とのコメントが多いですが、十分聞けますし、コスト的にもお得感があり、何より内容が良いですよ。繰り返し聞ける名文だと思います。

ジェームズ・アレンの著作の、
貴重な、日本語によるオーディオブックです。

最初聴いたときは、個人的にはちょっと抵抗がありました。
そこで、「富」シリーズのほうをよく聴いていました。

今は、この「幸」のほうが聴く回数が多いです。
少しずつですが、心がほぐれてきているのでしょうか。

内容は、耳当たりがよいわけでもなく
内省を求められるようなものです。
でも、内向きな内容というわけではありません。

だんだん、自分の虚飾がはがれてくるような感じなのかな、と思います。

たしかに早い。
ただ、ブックレットを見ながら聞く分には十分ついていける。
視覚と聴覚からのインプットをこの値段で出来ると思えば
決して「損した」とは言い切れないと思う。
逆にこれだけの内容を60分で収めてくれたと思えば、ありがたい
とも思えるのですが。

原本の内容を考えると一時間で納めようとすると早口になるのは仕方がないと思うし、
CDの早口も速聴の効用(内容を脳に染み込ませやすい)と鑑みれば許容範囲ですし、何度も聞くと気になりません。

訳についてはなんだか堅い感じを受けるのですが、理解しようとしている人には許容範囲かな？
理解すれば自分に理解しやすいように落とし込むでしょうし。

上記の理由から"As A Man Thinketh"を理解しようとしている人には"使える"と判断します。
理解するまで本を毎日繰り返し読むよりも毎日聞く方がやりやすいと思いますし、ぜひ身につけて欲しい内容の本なので。

☆の評価は訳と声から堅い印象を受けるためです。
もう少し優しく読んで欲しかったかな。

まず非常に早口。そして棒読み。
しかも文章が直訳。大学入試の英文解釈を高校生が直訳したみたいな文章。

じっくり読むぶんには直訳調でもかまわないのだが、耳から入れるのであればもうすこしこなれた文章でないと無理。聞いていてイライラする。
しかも早口だから英語のリスニング教材なみに集中して聞かないと意味がとれない。
電車の中などで流し聴きするのはかなりしんどい。

正直、聞いた瞬間に失敗したと思った。
コンセプトは良いだけに非常に残念。
同じコンセプトの商品で「富」というのもあるが、どうせ同じような早口・直訳・棒読みだろうから買うつもりは無い。