よい
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病理写真(CT、MRI含む)と説明だけのシンプルな本だが、説明は簡潔、それでいて要点はまとめられている。
USMLEで問われる病理所見の9割程度はこの本に解説してある印象を受ける。
基本的に1疾患に対して1病理所見であり、場合に応じてX線、CT、MRIの画像が載せてある。
倍率の違う写真を何枚も見比べる必要がないので イライラせずに済む。
日本語ではまだない特徴的なアトラス
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タイトルがAtlas of Pathologyとなっているが、この本を読んでみた感想としてはPathology oriented Atlas of Medicineと言った方が良いような気がする。
正常構造をまず並べて復習をして病態を見ていく構成は他の本とそこまで変わらないかも知れないが、同じ疾患に対してマクロ、ミクロを基本として臨床と関連した画像(CT, X線, 造影など)を並べることでその疾患に対する理解をさらに深めてくれる。
こんな本は日本語では見たことがない(しいて言えばイヤーノートアトラス、両方持っていてどちらも良い本だと思うがイヤーノートは臨床の画像が主)。
もちろん病理学実習でも使えるアトラスだが、臨床を勉強するときorした後に読んでみると面白い。
コストパフォーマンス高!
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Robbins病理準拠のアトラス。Robbins親本の写真の抜粋版というわけではなく、みんな別の新たな絵から成っています。一方、構成は親本のようにNormalとPathologyの比較が基本でつかみやすくできており、またマクロやミクロの写真だけでなくradioな画像も載っていたり。ちなみに紙質もいいです。つるつるです。それでこの値段とは…。
ASIN: 0808923196 の方(←コレの方が安いですね!)は何が違うのかと思ったら、"INTERNATIONAL EDITION (Not for sale in USA or UK)"と表紙に書いてありました(中身は一緒だと思います)。