サッカー バルセロナ戦術アナライズ
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人気シリーズ「戦術クロニクル」の第3弾が、ついに登場!!
サッカージャーナリスト西部謙司がバルセロナの戦術を徹底分析!
脅威的なボールポゼッションで攻撃的なサッカーを繰り広げ、
スペクタクルと勝利の追及に成功しているバルセロナ。
このチームのバルセロナの全体像を描いたのは、かのヨハン・クライフだ。
そのクライフが率いて数々のタイトルを手にした“ドリームチーム”で
最も重要なポジションを担っていたのが、ジョゼップ・グアルディオラだった。
クライフの申し子は、ドリームチームの時代から
脈々と受け継がれるバルサの哲学を継承し、大きな成功を収めている。
では、クライフはピッチ上にいったい何をもたらしたというのか?
グアルディオラは、クライフの哲学にどのような色を加えたのか?
いくつもの試合映像、スペインにおける関係者への取材で見えてきたものとは―。
本書は、バルセロナの「哲学」を巡る旅でもある。
バルセロナ 戦術アナライズ
最強チームのセオリーを読み解く
ドリームチームから現在に至るまでの主な戦績
はじめに クワトロ・クラシコとバルセロナの魅力
Chapter 1 エル・クラシコの衝撃
Chapter 2 ドリームチームのデザイン
Chapter 3 ドリームチームの足跡
Chapter 4 ドリームチームから現在まで
Chapter 5 カルレス・レシャックのバルサ論
Chapter 6 バルサ式を読み解く Part 1
Chapter 7 バルサ式を読み解く Part 2
Chapter 8 日本とバルサ
おわりに なぜ、バルサにハマるのか
バルセロナのサッカーは非常に論理的で、数学的といえるかもしれない。
明快なので、映像分析には向いている。一方で、サッカーの場合はたいていそうだが、
言葉で説明するのは簡単ではない。1つ1つを言葉にしてつなぎ合わせてみると、
つぎはぎだらけのフランケンシュタインの怪物みたいになってしまう危険性は十分ある。
しかし、そうした不安を抱えながらも、バルサを読み解いていく作業は楽しかった。
それは、バルサのサッカーそのものに魅力があるからだ。
バルサを知れば、もっとバルサを楽しめる。楽しさ。
とにもかくにも、それがとても重要なバルサを読み解くうえでのキーワードに違いない。
(本書「はじめに」より抜粋)