地球が属する天の川銀河を中心に、宇宙の起源から、我々の未来がどのような道を辿っていくのかを探っていき、その過程で重力がもたらす変化についての解説を交えていくといった内容です。
その中で、無限大の重力を持ったブラックホールについての話もでてきます。
なかなか興味深かったのは、1960年、宇宙飛行士のいない時代に実施された、
人類初、成層圏(地球と宇宙の境目)に達した人体実験の記録です。
短くて荒い映像ですが、なかなかお目にかかれないと思います。
4つ星評価について
1:私的にはブラックホールについて、もう少し突っ込んだ内容を期待していた。
2:結局「重力がもたらす影響」に終始していて、「重力そのもの」について解説がなされていない。
以上の理由からです。
まぁ、3つ星でもいいんですが、「宇宙って不思議だなぁ・・・」と知的好奇心を煽られたので、4つ星にしてみました。
放送時のタイトル『銀河系宇宙の生涯を探る』の方が的を射ている気もします。
(ちなみに収録時間約52分で2000年製作)