揺れる動物園 挑む水族館 ~存在意義を問い続けた130年~ (週刊ダイヤモンド 特集BOOKS(Vol.12))
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当たり前のようにそこにある『動物園』と『水族館』。
しかし、実は、動物園、水族館に関する
法的根拠はなく監督官庁もない。
戦後、娯楽目的で急増したが、
今、地方が疲弊し財政が逼迫する中で、
存在意義が問われはじめている。
娯楽か教育か、調査・研究か種の保存のためかーーー。
揺らぐ立ち位置の中で、様々な問題が噴出している。
進まない繁殖、遅れている動物の福祉、取りざたされる廃園の危機…。
動物園法制定に動き出した改革派の園長たち。
上野動物園が開園してすでに131年目に入った今、
日本人にとって、動物園、水族館とは何かを問い直す。
【おもな項目】
・繁殖進まずゾウやキリンが数十年で日本の動物園から消える
・法的根拠も監督官庁もない日本の動物園と水族館
・動物園関係者を驚かせた辞書の言葉
・秋田県を巻き込んだクマ牧場事件
・飼育係の奮闘で再生した行動展示の元祖【旭山動物園】
・市民とボランティアが廃園から救った【到津の森公園】
・クラゲ世界一で一発逆転、ギネスにも登録される【加茂水族館】
・オリックスが運営する株式会社の水族館の”地味”戦略
・江戸家小猫による【2013年ゴールデンウィークに注目の動物園】
・戦後の食糧難でも子供達の熱意で動いた“ゾウ列車”
・モノマネ金太郎あめ動物園ではなく現場のアイデアが救う
・動物園法制定、国立動物園設置へ
本書は『週刊ダイヤモンド』(2013年4月20日号)の第2特集を
電子化したものです。
雑誌のほかのコンテンツは含まれず、
特集だけを電子化したため、お求めやすい価格となっています。