ケンシロウよ、永遠に…
★★★★★
北斗の拳を最初に読んだのは小学生の頃。
子供の頃に楽しんでいた漫画など、大人になって振り返ってみると大概つまらない物が多い。
でも、この作品だけは、やっぱり別格。
いつまで経っても色褪せない、見る者を圧倒する強大なパワーを今も感じる。
ケンシロウは敵を倒しても清々した!といった顔はしない。むしろ、ブルース・リーが敵を倒した時と同じように、虚しさと悲哀を含んだ表情で言葉少ない。
アニメ放映当初は、この細かい描写を感じ取るコトが出来ずにちょっとガッカリしたものだけど、この不朽の名作を30年くらい経った今も読み返すコトが出来るのはホントに幸せ。