「初段突破」というタイトルは嘘ではありませんでした
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まだ、途中までしか読んでいませんが、タイゼム万年3級の私が、
1ヶ月程度で初段になりました。
初段突破というタイトルは嘘ではありませんでした
ひと目とはなにか
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この”ひと目”シリーズとはなんなのかに気が付かなければならない。これに気づかずに読んでいる人はいませんか?
”ひと目”とは、簡単な問題という意味ではない。問題の難易度レベルの高低を言うのではない。考えずに見ただけで・・・ということだと理解している。目視で手を読むうちは、まだまだ修行が足りないというくらいの厳しさで臨んでみてはいかがであろうか。平たく言えば、直感で打てなければ駄目ということ。望むべきは、5秒以内。
趙先生がなぜわざわざ、このような書を発効するのかが、ずっと長期間疑問であった。級位者はともかく、有段者であれば全問正解が当たりまえの問題ばかり。といって、級位者対象に解答が記述されているかといえば、そうではない。ページ数の制約もあるのでひょっとするとそうかもしれない。だが、そうではない何か別の意図が含まれていることに気づかされる。棋力に依るが、ページをめくるスピードで解ければ本書の目的とすることになると勝手に創造している。
なぜ、この速読技術(技)が必要なのかといえば、変化を数多く想定して解決することが求められるからである。30秒の範囲でいくつの変化を読めますかというと解りやすい。いままで、このような書はなかった。難問を出題する方が読者の受けが良いからである。ひと目で解ける問題といって侮ってはいけない。
メキメキ?
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布石の問題集。
布石関連を読んだのは初めてで、最初は感覚が掴めていなかったのだが、後半になると考え方が解って来て、難問と謳われている問題でも時に解けたりもする。
ヒントが少し丁寧過ぎる勘もあるが、それとて有り難い部類に入る。
将来的に何度も読むことを前提に、サクサクと読み進めて行くのが好いと思われる。
えっ!
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この本は、あまり薦めたくないです。
だって、みんな強くなってしまうから。
それは、自分の布石がこんなにも悪手だったなんて・・・と必ず思い、実践で絶対に打たなくなるからです。
メリット
1、タイトルどおりにひと目だから短時間で読み終えられる。だから、繰り返すことに抵抗がありません。
2、説明がわかりやすい。
デメリット
1、全部が全部、きっちりとは説明がされていません。(細かい人は気にするから一応書いときました。)
2、他の手段もいろいろと考えられますが、そのことはもちろん触れていません。
とにかく、弱いもの同士が打っていると、あまり差が出てきませんが、上手とやっているとなんだかうまくいかないと思っている人、この本はいいです。
やっぱり、布石の段階で差がつくと、なんだか面白くないものですよね。
このシリーズの中では一番やりやすいし、理解しやすい
★★★★☆
趙さんのひと目のシリーズ中、一番解かり易かった。
基本手筋や詰め碁を一通り解くよりも早く終わり、楽しかった。
これは基本手筋や詰め碁は数理パズル的な要素がありますが、
布石は空間認知的なやや直感的な感覚が要求されるからでしょう。
この3ヶ月ほど囲碁づくめの毎日でした。
この3冊と入門書をこなしただけで、囲碁のコンピューターソフト
に何とか互先で勝てるところまで辿り着きました。
つまり初段突破したかどうかはわかりませんが、アマチュア2級
程度の棋力はつくはずです。
かなり基本的な本です。しかし囲碁に必要なエッセンスは
160問にしてはぎっしり詰まっていますから
これからも繰り返しこの本を復習したい。