体験的アィディア創出の方法
★★☆☆☆
仕事を楽しくするヒント、会社でアィディアを活かす方法に章が割かれていますが、
余りアィディアを出すことには繋がりにくいと感じます。
本筋のアィディアを出すことに目を転じてみますと、
アィディアを出すコツは、数多く出そうとすること、面白がって機会に乗ることとあり、
これは、アィディアの本に、よく紹介されていることであり凡庸です。
具体的な方法は後半に説明されている、イメージ化、マンダラチャート、ブレインストーミングです。
知っている人も多いでしょう。
アィディア創出は、ノウハウに頼るより、自分なりの方法を見つけたほうがよいのかもしれません。
アイデアは、「質」より「量」。そして何よりも楽しむこと。
★★★★★
「すごいアイデアを出そう」と思ってはいけないのだそうです。
1. とにかく乗っかる。(イヤイヤでも)
2. 自分からアイデアをたくさん出す。(ありえない案でも)
3. 楽しいと周囲に伝える。(宣言することで自己暗示がかかる)
ことによって、アイデアマンとなり、さらに成長することができるようにもなります。
アイデアをたくさん出す具体的な方法としては、
アイデアはほとんど既存のアイデアの組み合わせ、とか、
制約条件がある方が、面白い、などたくさんの方法が紹介されています。
多くの著名な本からの引用やヒントが満載された、使い勝手のある本だと思います。
アイデアをたくさん出せるようになれば、人生に行き詰まらずにすみますし、
人はポジティブになれます。つまり、前向きに生きるために必要なのは、性格を変えることではなく、
アイデアをたくさん思いつけるようになるノウハウなのです。(p.42)
引用されたヘンリー・フォードの言葉が印象的です。
「できる」と信じるか、「できない」と信じるか。
どちらも結果は、完全にその通りになる。
それなりの自己啓発本、しかし感想文レベル
★★★☆☆
カヤック柳沢さんの本を初めて読みました。
この本はどちらかと言えば、自己啓発の類です。自分が仕事をどうやって楽しむか、挑戦していくかを薦めてくれます。
内容は最もらしいことが多く、社会人の方には再認識させられる部分があると思います。特にベンチャーで働きたい人やチャレンジ精神が旺盛な方には、読んでみる価値があると思います。
文章の構成が感想文レベルなので、幼稚に思え、イライラしますが、流し読み程度には良い読み物でしょう。
もっと、高次な次元での文章を期待します。自分には合いませんでした。ちょっとタイトルのコピーがずるいです。なので★×3つです。
ブレストできる職場環境(ルール)の重要性を痛感
★★★☆☆
だいたいの人間は、そんなに面白いことを考えられるわけじゃない。
だからといって、何も言わないでいたら、面白いものが生まれる可能性もゼロになる。
結局、柳澤さんがいいたいことは、これ(↑)かなと思いました。
つまり、タイトルどおり
「アイデアは考えるな。」
↓
「考えるよりも、とにかくいろいろ連想してみよう」
↓
「みんなでしゃべっていれば、言葉がアイデアになってくる」
↓
「その総量が、結果的に質につながってくる」
これを実践するためには、ブレストの作法(ルール)が重要なんですよね。
ただ、人が何か言ったら、まずは否定から入る人というのは
どこにでもいます。そういうところでは、カヤック的な
メソッドはまったく無力化してしまうんですよね……。
カヤックが面白い、柳澤さんが面白いのはよくわかったのですが、
結局、読者である比較的若いビジネスマンがどう行動すればいいのか、
そこまで語れていなかったのがちょっとだけ残念でした。
(まあ、比較的自由に仕事できる職場の人向けの本なのかもしれませんけど)
参考になりました
★★★★☆
試しに読んでみたのですが、目から鱗状態になりました。
少し意識するだけで自分でもできそうなことばかりでした。
一気に読めました。