2012年は国連が、国際協同組合年（International Year of Co-operatives＝IYC）とすることを定めた年で、以下の3つの目的がありました。
（1）協同組合についての社会的認知度を高める。協同組合の貢献・協同組合の世界的ネットワーク・コミュニティ構築や平和への取組などについて知ってもらう。
（2）協同組合の設立や発展を促進する。
（3）協同組合の設立や発展につながる政策を定めるよう政府や関係機関に働きかける。
　これらの目的に向かって、国内でも様々な取り組みがありました。
　そうした中で、月刊紙「食べもの文化」（芽ばえ社）の２０１２年１月号から１２月号までにおいて、「私たちと協同組合」と題し、協同組合が安心・安全な食に関わっている取り組みを紹介しました。
　ポストＩＹＣの取り組みが続きますので、１２本をまとめてみました。いくらかでも協同組合の発展に寄与できれば幸いです。
(目次)
1.世界の協同組合
2.日本の協同組合
3.日本の生協 「食と健康を守るために」
4.震災復興に取り組む食のネットワーク
5.仙台白菜の復活で震災の復興支援
6.志津川のカキを協同で復活
7.真崎わかめの復興
8.サトウキビ（黒糖）を使った島の地域興し
9.被災した純米酒浜娘の復活
10.トキを支える佐渡米ーコープネット・佐渡トキ応援プロジェクトー
11.復興商店でこだわり食品を販売復興商店とは
12.漁協と生協で「西海の恵」を