サルサではない?
★★★☆☆
Tito Puenteと言えばティンバレス。もちろんそうですが、彼はまたヴァイビストでもあります。「Salsa Meets Jazz」はそれを実感するにはもってこいの一枚。
Titoは多くの音源でティンバレスだけでなくヴァイブやマリンバなどのキーボードパーカッションも演奏していますが、今作は他の作品と比べてもヴァイブをプレイしている曲の割合が多く、また、より秀逸な味を出していると思います。とは言え、もちろんTitoらしいハードなティンバレス節も炸裂しているのでティンバレス党な方もご心配無く!
しかしこのタイトル、「Salsa Meets Jazz」とありますが、サルサっぽさは感じなかったですね・・・。私はサルサの定義を十分周知しているわけではないですが、Los Van VanやOrquesta De La Luzような、一般にサルサとして知られているサウンドは期待しない方が吉かも?