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テレビに「取材される方法」教えます。―テレビ取材で利益アップ!

価格: ¥1,365
カテゴリ: 単行本
ブランド: しののめ出版
Amazon.co.jpで確認
テレビ番組制作側からの求むネタ情報、マスメディアの有効活用法教えます。 ★★★☆☆
テレビ番組制作会社、メディアジャパン代表取締役 宮崎 敬士氏の
プロフィールによると、「ニュースステーション」(現 報道ステーション)、
「ワールドビジネスサテライト」、「スーパーJチャンネル」などの
報道番組を手掛けられて来た方のようだ。
従って、主に報道番組的な視点で『テレビに取材される方法』となる。
これならクライアント側は、広告宣伝費をほとんど掛ずにメディアに
露出できるし、報道する側、番組制作側からはネタ探しの
経費が削減出来て、Win-Win関係が成立すると言う算段である。

しかし、本書の内容はそう簡単な話ではない。
テレビに取材される近道は新聞、特に業界紙に載ることであり、
その為には関連する記事を見つけて新聞社に電話して売り込みをする。
或いは、テレビ番組制作会社に直接電話して売り込む。
公共性と社会性、これらにドラマが加われば『番組』として成立する。
その為のノウハウが事細かに紹介されているのである。

で、本書の結論はメディアジャパンに電話して取材に来て貰うこと!?
かも知れない。これで取材に来て貰えなかった時は、本書の要件が
満たされていなかったと反省して作戦を練り直すしかない。
わかりやすく買ってよかったと思える本です! ★★★★★
自社の商品が取材されるといいだろうな…とは徐に思っていても、
メディアに取り上げられるには、何らかのコネやチャンス、
またかなりのモノでないと無理だと諦められている方が多いと
思います。

しかし、この本を読み、業界の構造から詳しく知ることで、
チャレンジしてみようという意欲がかき立てられました。

メディアそれぞれの特性からアプローチ法まで、かなり具体的
かつ読みやすく書かれており、良書だと言えます。
マーケティングの基本を考えさせられる本 ★★★★★
新幹線での出張の行き帰りの4時間ですらすらと読めました。大変読みやすかったです。題名からするとテレビ業界の裏側を暴露した本か、ものすごくレアなノウハウ本かなと思いましたが、全く違いました。特に第2章の「ドラマと公共性がテレビ取材のカギである」は、実話を基に書かれており、マーケティングの基本を思い出させる内容で、納得しました。言い換えれば、商品やサービスへのこだわりがドラマ(感動)を産み、公共性(共感)が得られるという感じです。結局は、マスコミに取り上げられるためには、その前に、自社の商品・サービスにまずはきちんと付加価値を付けることが重要ということなんでしょう。実践ノウハウの記述の前にしっかりとその点が書かれていたのは良かった。

確かに・・・ ★★★★★
テレビや新聞などのメディアに取り上げられたいなぁ・・・と漠然と思っている人は凄く多いと思います。けどテレビや新聞に載るなんて凄いこと自分とは無縁だろうし、そもそも自分からそのきっかけを作るなんて考えも及ばない人が大半ではないでしょうか。
本書を読むと、確かにテレビ局だって人の集まりなのだから、コツと要領さえ掴めば、確かに取材して貰えるだろうなと納得します。注目されるのをただ待っていたり、消極的にアプローチをするのではなく、ツボを押さえてアクションを起こすこと、自分がしていることを客観的に把握し、表現の仕方を工夫するだけでも、やってみる価値があるでは、と思います。
暴露本と思いきや… ★★★★☆
まずは、スススーッと読めて楽しめる本でした。
最初にタイトルを見たときは、
テレビの内幕を暴露し、さらにそれをどう利用してやるか、
というちょっと下品な目線の本なのかと思いましたが、
いい意味でその期待は裏切られました。
著者の本当に伝えたかったメッセージは、著者自身と同じように、
中小でも頑張っている企業人に、いま一度、
「自分の会社が目指しているものは何なのか、
 何のために仕事しているのかを見つめ直してもらいたい」
ってことだったのではないかと思います。
しかも、社員とともにその思いを共有しろ、と。
この厳しい時代、小さな会社だからこそ、
代表者と従業員が一緒になって闘うべきなのでしょうけど、
みな目先のことにとらわれているうちに、
そういう一体感も、何より仕事を通じて本当になすべきことも
わからなくなってしまっていますよね。
そんなことを考えながら読ませていただきました。