午前11時の短編集
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多くの人にとって、一日のうちで集中力が最も増すのが、午前11時頃だそうです。そのタイミングで、哲学的思索にふけるのはどうでしょうか? 存在とは? 時間とは? 生きるとは? あるいは皆さんがそれぞれ持っている独自の哲学的問題について考えをめぐらせるのもいいかもしれませんね。その一助となる作品を集めました。お馴染みの作家が展開する独自の理論をお楽しみください。
<目次>
三十歳 坂口安吾
停車場で感じたこと 和辻哲郎
寒山拾得 森鴎外
北守将軍と三人兄弟の医者 宮沢賢治
路上 梶井基次郎
秘密 竹久夢二
アグニの神 芥川龍之介
アインシュタイン 寺田寅彦
イズムの功過 夏目漱石