絵の色味、衣装のデザインは目を楽しませてくれます。

ＳＦファンタジー感の強く、本作では男性画単品も結構掲載されており、新たな発見が何かと多かった一冊になりました。猛々しく凛々しい男性画も良かったのですが、やはりロヨの作品は女性画がとにもかくにも美しい。流麗に異性を挑発する肢体や瞳・生々しいリアルフォルムには本当ウットリします。

近年の作品が多く載せられ、製作過程のラフ画も挿入されている。
彼お決まりの半裸女が相変わらず出演する。この作で彼の変化が見られ、見応えのある一冊である。
ハードカバーでないのは不満だが、この値段でこの内容ならかなり安いといえる。

表紙のBlackTinkerbellに悩殺されて、購入してしまいましたが、Luis Royoの描く女性が好きなら、買って損はないと思います。
内容はヘヴィメタル風なファンタジー世界観のものが大多数で、一部ＳＦ物もあります。
ほとんどが丁寧に清書されたイラストですが、その前段階のスケッチ画や鉛筆画も多数収録されています。
充実した内容の１冊です。